保育実践研修会⑥「絵画・造形あそび」を開催しました

 「基本的知識を身につけ、保育の専門性を高め、保育実践に生かす」というねらいのもと、8月4日に保育実践研修会⑥「絵画・造形あそび」を実施しました。感染症拡大防止対策のため、オンラインとオンデマンドでの開催としました。
 講習1では、講師にアーキペラゴ所属の芸術士 長尾由美さんを迎え、「豊かな感性を育む造形あそび」と題して講習を行いました。「スポイトをつかって!いろみずあそび」では、食紅やスポイト、ランチャーム(醤油差し)、モール、和紙、スポンジ等、素材を自由に使いながら遊ぶ様子をライブ配信しました。次第に色彩や形、イメージが広がっていく様子や「色の道」「色をつかまえる」「音の色」「色の足跡」等、講師が発する言葉から、受講者は、「思いのまま、無心で遊べる、やり切った感が味わえる保育ができるようになりたい」「子どもたちが自分たちで遊びを広げられる環境、雰囲気づくりを大切にしたい」「正解のない、完成を目的とするのではない、子どもが過程を楽しめる絵画・造形的な遊びが展開できたらと思う」等、絵画・造形表現遊びの醍醐味を感じたようでした。
 講習2は、さぬきこどもの国から提供されている「身近な素材を使ったあそび」の動画を参考にしたオンデマンド研修を行いました。保育施設でも取り組めそうな4つの動画の中から受講者が選択し、各施設で制作遊びをしました。「使えなくなったペンも活用の仕方で新しいことができることが分かった」「保育所で取れた種を使って形や色の違いなどを楽しみながら制作したい」など、身近な素材での表現について様々な気付きがあったようでした。

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