保育実践研修会「身近なICT活用」を開催しました

 2月8日(木)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす~乳幼児施設における視聴覚機器の活用方法について学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会「身近なICT活用」を実施しました。2022年12月、公立就学前施設にタブレット端末が導入されたことにより、昨年度から新たに始まった公立就学前施設対象の研修です。
 はじめに、「保育充実」「保護者・地域連携」「園所内研修の充実」における、ICT端末の活用場面とその効果について、8施設の先生方が実践発表をしました。参加者はグループに分かれて発表ブースを回り、具体的な取組を聴いたり、実際の映像を見たり、質問したりしながら活用方法を知り、自園所で活用してみようと意欲を高めていました。
 次に、「保育の充実の中でのICT活用と情報モラルについて」と題して、動画作成やスキャナーの操作方法など、保育の中ですぐに活用できる内容を紹介しました。また、情報モラルに関しては保育の中で起こりそうな場面をクイズ形式にしてみんなで考えました。ICTの活用とともに、情報モラルについても併せて考える必要があることを再確認しました。
 受講者からは、「ICTは難しいものだと思っていたが、できそうなことややってみたいことが見付かったので試してみたい。」「工夫次第でいろいろな活用方法があることが分かり、私も使いたくなる研修だった。」「スキャナーや動画作成方法など具体的で分かりやすかった。施設の職員にも伝えたい。」などの感想が寄せられました。各施設でICT端末の活用が進んでいくきっかけになる研修となりました。

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