第10回初任者研修(市単独)を開催しました

 11月4日(火)、第10回初任者研修が、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には小学校42名、中学校35名、計77名の先生方が参加しました。
 前半は、市総合教育センター支援係指導主事より「特別な支援を必要とする児童生徒の理解と合理的配慮」と題して、高松市の特別支援に関する現状が示された後、ADHDやLD等それぞれの障害に対する具体的支援が紹介されました。受講者は疑似体験を通してその子の抱える困難さを実感し、支援のポイントを真剣に学んでいました。子どもの思いに共感し、得意なこと・できることを伸ばしていけるようポジティブな言葉かけをする大切さを学んでいました。
 後半は、高松市人権教育課指導主事より「部落問題学習・ハンセン病問題学習の充実に向けて」と題して講話があり、現状や正しい知識を得ていきました。また、受講者は席を立って様々な方と交流するワークショップを通して部落問題について共に考えていきました。差別をなくすのは、最後は「教育の力」であるとの指導主事の言葉に、受講者は決意を新たにしたようです。
 今日の研修を通して特別支援教育や人権教育に関する知識を深めていった受講者です。今後、各学校で適切な指導が充実していくことを期待します。

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保こ幼第2回2経験教職員研修会を開催しました

 10月22日(水)、第2回2年経験教職員研修会を実施しました。子ども理解に基づく保育実践をし、自ら学ぼうとする意欲をもち、スキルアップを図ることをねらいとした研修です。
 前半は、香川県教育委員会義務教育課 西𡧃宏美主任指導主事による「乳幼児の主体的な活動を促し支えるための環境構成の在り方について」というテーマで講話があり、子どもの発達や興味・関心等の視点に立って環境を捉えることの大切さや環境を構成する際の保育者に必要な視点などを学びました。また、動画による3歳児の事例から環境をどのように再構成するかペアで考えました。受講者からは「子どもが心ゆくまで遊べる時間の確保ができるように計画や環境を見直していきたい。」「子ども一人一人と向き合い、気持ちを汲み取って環境を構成したい。」などの感想がありました。
 後半は、第1回「子ども理解に基づく実践研修」での学びを生かした各自の実践や環境の写真を持ち寄り、「遊びの中で子どもが経験していること」や「環境の再構成」についてグループ協議を行いました。受講者からは「これまで通りではなく、子どもの姿から環境を構成していきたい。」「日々の保育記録やトピックスの書き方を見直したい。」などの感想がありました。
 研修での学びを生かして各施設で実践の幅を広げながら保育者として資質を伸ばしていこうとする意欲が高まった研修となりました。

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第3回教職20年経験者研修会を開催しました

 10月24日(金)第3回教職20年経験者研修会が、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には小学校14名、中学校3名、養護教諭3名の先生方が参加しました。
 前半は、「学校教育目標具現化のための取組」と題して、各自が学校でテーマに沿ってした実践を持ち寄り、グループで協議しました。プレゼンにまとめて説明されるのを興味深く聞いたり、より詳しく知りたいと質問が飛び交ったりしていました。その後、ワールドカフェ方式で協議を広げ、様々な取組を共有していました。
 後半は、小学校長会長 宮脇充広校長先生より「教職20年経験者に期待すること」と題し、演習を交えてミドルリーダーとしてどう活躍していくかを考えていきました。宮脇校長先生からは、チーム学校の推進役として学校教育目標実現を目指し、主体的、自律的に貢献していってほしいとのお話がありました。これらの話を受け、受講者は「教職20年経験者の自分に期待すること」をマトリックスを使って考えました。宮脇校長先生から紹介された様々な具体的取組を通して受講者自身の教職に対する意欲も高まったようです。
 教職20年の節目の研修を機に今後、学校運営の推進役としてさらなる活躍がなされることを期待します。

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保こ幼 保育実践研修会⑦「絵画・造形あそび」を開催しました

 10月16日(木)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~豊かな感性や表現力を育む絵画・造形あそびについて学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会⑦「絵画・造形あそび」を実施しました。
 研修では「普段使わない感覚を使って描いてみよう」のテーマで、NPO法人アーキぺラゴ芸術士 石塚 直子先生による、講話・演習を行いました。
 最初に視覚を使った絵、聴覚を使って音を表現した絵、キャッチボールの音と動きを表現した絵を見せていただき、絵は様々な感覚を使って描くことができることを教えていただきました。演習では、手を見ながら描く、紙を一切見ずに、手のしわを描く、さかさまにした絵画を模写するということを通して、様々な感覚で描くことや、右脳と左脳のどちらが強く働いているかを感じることができました。そして演習後に、子どもは知識も少ないため、右脳のはたらきが強く、視覚だけでなく、五感で感じたことをすべて使って絵を描いている。だから、見た目で評価するのではなく、子どもが描いた絵から、子どもが何を感じて表現しているかを読み取ることの大切さや、そう考えることによって、子どもの表現したものすべてが正解ということを伝えていただきました。特に「見えないものを見えるようにするのがアート」という言葉は参加者の印象に残ったようで、「子どもの作品は子どもの見えない気持ちが表現されているから、これからは何を表現しているかをしっかり見ていきたい。」という感想が多く見られました。
 最後に、紙からはみ出して描く子ども、体に描いてしまう子どもの気持ちや関わり方など日々の保育の現場で困っていることについての質問に芸術士としての意見をもらうことができ、大変充実した研修会となりました。

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第3回 教育の今日的課題に対応するためのスクールリーダー養成研修を開催しました

 10月9日に第3回 教育の今日的課題に対応するためのスクールリーダー養成研修が、高松市総合教育センターで開催されました。
 まず、フレンドシップ進路説明会の様子を参観しました。高松市にある公立高校の通信、定時制の説明を聞きました。
 次に臨床心理士の河本和代氏から「子どものSOSを拾う教育相談」と題した講話・演習がありました。『生徒指導提要』に取り上げられた「BPSモデル」を中心に、より幅広い視点が必要であると気づかせられた事例を取り上げて講話がなされ、その後、事例を中心にBPSモデルを体験しました。
 最後に、社会福祉士の中村恵美子氏から、「保護者とのかかわり」と題した講話・演習がありました。保護者対応の基本姿勢などについての講話があり、続いて教師の対応についての保護者の実際の声を伝えてもらいました。その後、質問について丁寧に応えてくださいました。
 スクールリーダー養成研修はまだまだ続きますが、今日の研修で学んだことを早速生かしていただけることを期待しています。

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第2回新任講師研修会を開催しました

 10月7日、第2回新任講師研修会がオンラインで開催されました。この研修には本年度途中から初めて教壇に立たれた5名の講師の先生が参加されました。
 はじめに、情報担当指導主事よりTENS(高松市教育情報ネットワークシステム)や情報セキュリティについての説明がありました。その後、参加者は、著作権や情報機器を使う際の留意点等を学ぶとともに、オンライン上で同じシートに意見を入力し、タブレットを活用した交流の在り方も同時に学んでいきました。
 次に研修係長より「教員としての心構え」と題して講話・演習がありました。法に基づいて、具体的事例等をもとに適切な指導や行動について考えていきました。
 後半は、研修担当指導主事より「子ども理解に基づいた学習指導の基礎・基本」と題して、子どもが主体的に学ぶ授業づくりの在り方について講話がありました。
 そして最後に、日頃、子どもとのかかわりの中で困っていることや悩んでいることなどを受講者に出していただき話し合っていきました。特別な支援を要する子どもへの関わりや支援に悩む声が多く出ていました。
 今日の研修をきっかけに、今後、各学校での学びが充実していくことを期待します。

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保護中: フレンドシップ進路説明会を開催します【本番】

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保護中: フレンドシップ進路説明会を開催します【テスト配信】

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保こ幼 保育実践研修会⑥「読み聞かせ・わらべうた」を開催しました

 8月28日(木)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~豊かなイメージや表現、言語に対する感覚を育む読み聞かせやわらべうた等について学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会⑥「読み聞かせ・わらべうた」を実施しました。
 前半の研修は「豊かな感性や言葉、コミュニケーション力を育む読み聞かせ」のテーマで、高松市中央図書館司書の大窪氏、萩岡氏をお招きし、講話をいただきました。童話と昔話の違いや、なぜ、子どもは昔話が好きなのか。昔話に隠された工夫などを教えていただきました。また、おはなし会の進め方や年代別の絵本、ジャンル別のおすすめの絵本を簡単なあらすじを交えながら紹介をしていただきました。
 後半の研修は「おはなし会をもっと楽しく わらべうた」のテーマで、えんどうまめのおはなし会 遠藤 由美 氏に講話・演習をしていただきました。はじめは固い表情だった受講者も先生の歌声、リズム、言葉、表情に、みるみる魅了され、笑顔で演習に参加する様子が見られました。「わらべうた」を通して、人と人との触れ合いの中で心を育てるすばらしさを改めて確認できました。一緒に声を出し、手を動かすことで、心が通じ合う温かさを実感できた、大変意義のある研修となりました。
 参加者からは、明日からの保育ですぐに役立つ内容ばかりで、ぜひ実践してみたいという感想が得られました。

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保こ幼 保育実践研修会⑤「音楽・身体表現あそび」を開催しました

 8月21日(木)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす ~豊かな感性と表現力を育む音楽・身体表現遊びについて学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会⑤「音楽・身体表現あそび」を、高松市生涯学習センターまなびCANで実施しました。
 研修1は、音楽教育が専門で児童・生徒の指導に携わって来られた谷薫氏による「みんなであそぼう~ふしとリズムを感じながら~」の実技講習でした。わらべうたを通して拍やリズムを感じる遊びをたくさん体験しました。また、いろいろな楽器の音色を聴き、楽器の種類や歴史にも触れながら、楽器を使った楽しいリズム遊びもたくさん教わりました。先生の透き通った声や笑顔の力、わらべうたの魅力、みんなで声を合わせて歌ったり揺れたりする心地よさ等を体感し、子どもたちにもこの音楽の素晴らしさを伝えていきたいという感想が多くありました。
 研修2は、ダンサー、演出家、芸術士のカタタチサト氏による「カタタンとからだで感じる からだで遊ぶ」の実技講習でした。芸術士としての長年の経験から感じる幼児の現状課題にも触れ、しなやかな体や人間関係を育むことの大切さを身体表現を通して学びました。体を思い切り動かす気持ちよさ、自由に表現する楽しさや難しさ、人と気持ちを合わせて動いた時の気持ちの変化、素材に触れて遊ぶ心地よさ等、様々な表現活動を体験しました。保育の中では体操・ダンスが主で、自由な身体表現が少ないことに気付いた受講者も多く、身体表現の意義を改めて学んだ、実り多い研修会となりました。

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