保こ幼 第3回副所長・主任研修会を開催しました

 2月12日、「信頼される就学前教育・保育を創造するために、副所長・主任としての資質・能力及び指導力の向上を図る」をねらいとして、第3回副所長・主任研修会を実施しました。
 研修1では、香川県教育委員会義務教育課が実施している「令和6年度ミドルリーダー養成研修会」の受講者5名からの実践報告がありました。園所内の協働体制づくり等、報告者はもちろん、報告を聞いた参加者も改めて自分の役割を考える機会となりました。
 研修2では、各自が実践した第2回課題研修を基に、副所長・主任としての研修体制構築の工夫や、各自の課題解決についてグループ協議をし、さらに校区の保こ幼・小連携に関する情報交換も行いました。
 研修3では、幼保小の架け橋プログラム開発校区の副所長・主任による「取組紹介と副所長・主任としての役割」と題した座談会を行いました。今回は、各校区からの質問に答える形式で開発校区の実践を聴きました。具体的な内容を知ることにより、今後、幼小連携・接続推進のために副所長・主任としてできそうなことが見付けられる研修となりました。
 受講者からは「5歳児担任だけではなく、主体的に、園所の取組や保育をアピールしたい」「成果にこだわらず、できることをやっていきたい」「職員を巻き込みながら取り組める体制づくりについて実践していきたい」「次年度コーディネーターの活用も考えたい」などの感想が寄せられました。
 校区によっては連携施設の数、小学校からの距離など課題はあるものの、「自施設の職員と小学校教職員とをつないでいこう」「就学前教育・保育の質を深めていこう」という意識を高める研修となりました。
 

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現職教育主任研修会を開催しました

 2月13日(木)現職教育主任研修会が、オンラインで開催されました。この研修には各校から1名、現職教育主任が参加しました。
 前半は、「現職教育のねらいと実施上の工夫や課題」と題して、小・中学校から1校ずつ実践発表がありました。小学校からは、「みんなで、つくる、つなぐ」ことを目指し、Teamsを活用してプロジェクチームで取り組んでいることを共有したり、研究授業に向けてもTeamsのMeeting Whiteboardに入力して指導案検討の時間を短縮したりするなど「だれでも、いつでも、どこでも」繋がる工夫をしていることが紹介されました。中学校からは、生徒も教師も「学びあう」ことを目指し、生徒が安心して学べる環境を学校全体で整える工夫について発表され、参加している先生方と考えを深めることができました。また、外部講師を招いての研修や中学校区で集まっての現教主任会など、学校内外との連携の取組が紹介されました。
 その後、中学校区別グループに分かれてそれぞれの学校の現職教育の状況や課題等を話し合いました。
今日の協議をもとに各学校での現職教育研修が活性化され、子どもたちの学びがさらに豊かになっていくことを期待します。

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保育実践研修会⑧「身近なICT活用」を開催しました

 1月27日(月)、公立就学前施設対象に、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす~乳幼児施設における視聴覚機器の活用方法について学ぶ~」をねらいとして実施しました。
 令和4年12月に公立就学前施設にAndroidタブレット端末が導入されて2年、タブレット端末を含めた視聴覚機器の活用状況について、全施設にアンケートをとりました。研修1では、その結果を基に、少人数グループに分かれて取組内容について、情報共有や実践交流を行いました。各グループの活発な協議を通して、受講者からは「他の施設の活用を聞き手元で実際に操作したことで、分からなかった部分を知ることができた。」「小学校との連携を図る事前の話合いを、ZoomやMeetで行いたい。」「子どもの様子の動画を子どもや保護者と共有し、言葉だけでは伝わらないことを映像で伝えたい。」「様々なアプリを使ってみたい。」等の声があがり、今後の自園所での具体的な活用について意欲を高めました。
 研修2では、「ICT活用について・情報モラル」をテーマに講話を行いました。小学校のタブレットを活用した授業の動画視聴をし、これからの時代を生きる子どもたちに必要とされる情報活用能力や思考力につながるICT活用の可能性について学ぶ重要性を共通理解しました。また、「子どもの健康とメディア」について確認し、写真の取扱い等の情報モラルに関する教職員のリテラシーについて考える機会にもなりました。受講者からは、「小学校のICT活用の授業をみて驚きました。私も苦手と思わず、新しいことを学ぶことを楽しみたい。」「ICT活用で便利になる一方、保育者だけではなく、保護者や子どもたちにも、情報の取扱いについて注意が必要だと感じた。」等の感想が寄せられました。積極的なICT活用推進とともに情報モラルについて再認識する大切さを実感できた研修となりました。

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第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅱ・第7回中堅養護教諭資質向上研修Ⅱを開催しました

 1月30日(木)第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅱ・第7回中堅養護教諭資質向上研修Ⅱが開催されました。この研修には、教職11年目となる小学校教諭55名、中学校教諭34名、養護教諭5名の計94名が参加しました。この研修は、講話や協議を通して、今後も自己の伸長を図るために研鑽を積み、学校教育目標の実現に向けて積極的に学校運営に参画していこうとする意識を高めることを目指しています。
 前半は、各自が立てた個人研修課題にそって年間を通して取り組んだ実践を、グループで発表、協議していきました。テーマ別のグループなので、互いに関心度が高く、質問したり、そこから見えてきたものを聞きながらタブレットでまとめて共有したりしているグループもありました。
 後半は、高松市教育長より「中堅教員に期待すること」と題して講話がありました。志水宏吉氏の著書「公立学校の底力」から、スクールバスに例えて「力のある学校」の8つの要素について話されました。そして、最後にアメリカの教育学者ウィリアム・アーサー・ワードの格言を英語で紹介。
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平凡な教師は、ただ喋る
よい教師は、説明する
優秀な教師は、やって見せる
最高の教師は、子どもの心に火をつける
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 最も大切なのは、誰がそのエンジンを動かそうとするのか、そのキーパーソンです。この研修を機に、今後、各自がキーパーソンとなって「教職員の心に火をつける」ことを期待されていました。

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第3回10年経験教職員研修会を開催しました

 1月17日(金)に、信頼される就学前教育・保育を創造するために、中堅教職員としての心構えや実践力を養うことをねらいとして、第3回保こ幼10年経験教職員研修会を実施しました。
 研修1は、受講者の園所内研修のマネジメントの実践報告書を基に、「課題研修の目的と進め方の工夫」「研修を実施したことによっての効果」「研修を通しての新たな課題」の3つの視点からグループ協議を行いました。「まずは自分自身が学ぶ」「スモールステップで進める」「教職員の考えを知る」などの新たな気付きを得ました。また、マネジメントする課題についても意見を出し合い、改善の糸口を見付けることができました。
 研修2では、教職員育成指標を基に各自のキャリアステージに求められる姿を確認するとともに、教職員研修の手引を参考にしながら今後の研修課題を見付け、具体的に取組方法を出し合いました。
 受講者からは、「誰かがしてくれるだろうではなく、研修のマネジメントを自分事として捉え、提案していきたい。」「教職員の手引に具体的に研修の進め方が書かれており、活用したい。」「自分の立場を再確認することができ、次年度につなげていきたい。」などの感想がありました。研修のマネジメント推進意欲を高め、中堅教職員としての自覚がより一層深まった研修となりました。

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第3回教職2年経験者研修会を開催しました

 1月28日(火)第3回教職2年経験者研修会が、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には、小学校31名、中学校30名、計61名の先生方が参加しました。
 まず、「今年度の道徳実践の成果と課題」について、小中別の3名から5名のグループに分かれて実践発表を行いました。その後、成果と課題についてグループ別に協議しました。
 次に、学校教育課の指導主事から、「道徳の授業実践の成果と課題」についての話がありました。「自分自身との関わりで考えるために、日常生活と教材をつなぐ課題設定を行う」、「多面的・多角的に考えるために、『広げる』『揺さぶる』発問を行う」、「自己の生き方について考えを深めるために、日常に立ち返って振り返るためのしかけを行う」等について話がありました。終わりに、道徳の時間が、先生も子どもたちも一緒になって自分の生き方について考えていける時間となりますように、と話されました。
 続いて、3年間を振り返り、グループ別にこれまで努力してきたことを振り返るとともに、今後大切にしていきたいことについて聴き合いました。
 最後に、高松市総合教育センター所長から、「教職2年経験者に期待すること」についての話がありました。これからの3年間は、基礎を固める3年間、後輩に教える3年間であるとして、「授業を構成する8つの要素について」自らを見直す機会となる話がありました。終わりに、困ったことがあれば聞くことのできる人をつくることと、横のつながりを大切にしてほしいと話されました。
 これから、3年間の経験をもとに、さらに成長し続ける教員になっていってもらいたいと思います。

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第4回教職1年経験者研修会を開催しました

 1月24日(金)第4回教職1年経験者研修会が、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には、教職2年目となる小学校教諭43名、中学校教諭24名の計67名が参加しました。
 本研修は、年間を通して授業力向上を図ることを目指しています。要請訪問で実施した授業を核に、成果と課題をまとめたものを各自が持ち寄り、協議していきました。夏の研修会時に、一緒に指導案検討した仲間に、実際授業がどうだったかを伝え合い、互いに興味深く、熱に聞き合っていました。
 後半は、「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」について、グループでポイントをまとめていきました。その後、小学校・中学校からそれぞれ2グループが発表しました。発表の仕方も、模擬授業、4人で「課題・対話・振り返り・まとめ」、2人で「成果と課題」を報告するなど、日々の授業形式を生かしながら発表する姿に力強さを感じました。
 今日の協議をもとに、より一層子どもたちの主体的な学びが各教室で展開されることを期待しています。

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第13回初任者研修、第12回新規採用養護教諭研修を開催しました

 1月6日(月)第13回初任者研修、第12回新規採用養護教諭研修が、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には、教諭、小学校41名、中学校20名、養護教諭2名の計63名の先生方が参加しました。
 まず、保健体育課指導主事から、「学校保健について」の話がありました。子どもの健康について、学習指導要領における位置付けと感染症、けが等への具体的な対応等について話を聞きました。その後、ヒヤリハット事故や子どもたちの心身の健康安全のために取り組んでいることについて、グループで紹介し合いました。さらに、「健康センターとしての保健室」についての話を聞きました。子どもたちの健康や安全を守ることはもちろんですが、自分自身の健康管理も大切にしてほしいと思います。
 次に、一般財団法人LINE未来財団のインストラクターから「明日から実践できる活用型情報モラル教育」について、「GIGAワークブックたかまつ」の教材を用いて体験しました。SNS上でのやりとりの感じ方は、個人によってそれぞれ違うことをワークショップを通じて学びました。
 最後に、教諭は、情報担当指導主事から、「情報モラル育成のための授業づくり」について、研修しました。まず、情報モラル授業についての説明を聞き、グループに分かれて、15分程度の授業を体験しました。所属校での実践を期待されています。教材を通じて話し合うことが情報モラルを高めるための第一歩であることから、教材を活用し、子どもたちとともに考えてほしいと思います。一方、養護教諭は、不登校支援担当指導主事から、「不登校児童生徒への支援の在り方」について話を聞きました。
 これを機会にさらに理解を深め、適切な支援、指導を行ってほしいと思います。

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第7回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰを開催しました

 12月25日(水)第7回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰが、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には4名の養護教諭が参加しました。
 前半は、保健体育課指導主事より「学校保健に求められる養護教諭の役割」と題して講話・演習がありました。
 後半は、各自が実践発表をしました。がん教育等で授業参画した発表、LGBTへの理解を深めるための年間を通した実践、小児生活習慣病予防検診を生かした事後指導、保健室登校の子どもとの関わりなど、どの発表も非常に内容の濃いものでした。
 これらの実践を通して養護教諭としての資質や能力の向上が図られたことと思います。共有された情報をもとに、各校でさらに充実した保健室経営や保健指導につながっていくことと思います。

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第8回中堅教諭等資質向上研修Ⅰを開催しました

 12月25日(水)第8回中堅教諭等資質向上研修Ⅰが、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には小学校教諭52名と中学校教諭24名の計76名が参加しました。
 この研修は、ICT機器を活用した授業実践を通して、中堅教諭としての資質や能力の向上を図ることを目指しています。年間8回の研修の総まとめとして、各自が実践事例を持ち寄り、その成果や課題を話し合いました。
 まず、グループに分かれて各自の授業実践を発表しました。その際、SKYMENUの「気づきメモ」を使って聞き手は思ったことを入力していきました。実践内容に加え、GIGA端末の様々な機能も共有され、非常に興味深く話し合っていました。
 その後、GIGA端末を活用する成果と課題等についてグループでまとめ、代表者が全体発表しました。最後に、研修係長より提示された全国学力学習状況調査のICT機器に関する質問項目をもとに、子どもたちの学習環境を整えていく必要性等について考えていきました。
 中堅教諭として今日の学びを各校で広め、教師自身の技能を高めることで子どもたちの学びがさらに充実していくことが期待されます。

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