第3回中堅教諭等資質向上研修会Ⅱを開催しました

 8月18日(木)第3回中堅教諭等資質向上研修会Ⅱがオンラインでありました。この研修には中堅研修Ⅱの該当者以外にも中堅研修Ⅰの養護教諭、20年経験者の養護教諭や栄養教諭、さらに、夏の公開講座として自主的に希望した先生方も参加されました。
 前半は「明日も行きたくなる学校をめざして」というテーマで、高松市総合教育センター指導主事から講話・演習がありました。不登校の定義や長期欠席の理由としてあげられる事案についての確認や不登校は、まずは「未然防止」がポイントとなること等が示されました。新たな不登校を生まないために、「分かる・楽しい授業」「一人一人が存在感をもてるなかまづくり」「確かな児童生徒理解」の三点が大切であると話がありました。また、高松市「明日も行きたくなる学校」実践事例集を読み、自分が魅力的・効果的と感じた取組についてグループで紹介し合う時間もありました。
 後半は「不登校のかたちと気持ち-事例を通して学び合う-」というテーマで、香川大学医学部臨床心理学科教授 橋本忠行氏から講話・演習がありました。「不登校の気持ち」として、具体的な事例を通して、子どもや家族に対する支援についてグループで話し合った後、実際に行われた支援について紹介がありました。最後に不登校の児童生徒と家族への心理的支援について大切にしたいことを確認しました。
 本日の研修内容から学んだことから不登校に対する理解を深め、実践に生かしていってほしいと思います。

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