保育実践研修会④「食育・運動あそび」を開催しました

 令和4年7月12日(火)に、生涯学習センターまなびCANの多目的ホールにて、感染症拡大防止対策と熱中症対策を講じながら、集合研修を開催しました。
「基本的知識を身に付け、保育の専門性を高め、保育実践に生かす。~発達に応じた乳幼児期の食育や運動について学ぶ~」をねらいとしています。
 研修1では、講師に高松市こども保育教育課運営支援室食育係長の原由美子氏をお迎えし、「乳幼児と食育」と題して講話を実施しました。保育所保育指針にある「保育所における食育」をもとに、「食を営む力」をどう育てるかや、保護者啓発について、また、「食育推進基本計画(農林水産省)」や、食育とSDGsの関係性など、食育が生涯を通じた心身の健康を支えることについて話していただきました。
 研修2では、講師に「こどもの育ち研究所」幼児体育指導者の佐々木明世氏をお迎えし「保育に取り入れられる運動あそび」と題して、講話と実技講習を実施しました。保育者の心が健康であることの重要性や、子どもの心が動く保育者のポジティブな言葉かけなど、日々の保育の見直しにつながる内容や、準備運動から運動会へのつなげ方、発達に応じた縄を使った遊びや導入等についても教えていただきました。
 受講者からは、「保育所での食育活動も国の推進計画のひとつだと知り、毎日の給食の時間ももっと大切にしなければならないと思った。」「市の食育HPを見て、保護者にも『食』の大切さを啓発していきたい。」や、「運動あそびをする中で『何をするかも重要だがどんな先生とするのかがもっと重要である』という言葉が響いた」「保育者の心を整えることが大切だと学んだ。自分を褒める。ゆっくり深呼吸をする。」などの感想が寄せられました。

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