第2回教職20年経験者研修会を開催しました

 8月19日(金)第2回教職20年経験者研修会がオンラインでありました。この研修には小学校8名、中学校7名、合計15名の先生方が参加しました。
 前半は、「学校組織マネジメントの在り方」について、高松市教育委員会学校教育課教職員係長から講話がありました。教職20年経験者は、教員としての「深化期」に該当し、学校運営に関わる企画調整力や実行力が必要となってきます。本研修では、学校の教育目標を具現化するために、学校組織マネジメントはどうあるべきかについて考えました。①変わる(変える)②見つける③つなぐ の3つの視点を持つことや、「戦略マップ」と呼ばれる3か年計画の立て方を学び、そのモデルを共有しました。
後半の演習では、先生方一人一人が、各学校の教育目標を具現化するために、実際に「戦略マップ」を作成しました。「めざす姿」を明確にすること、現状を分析すること、重点事項をしぼりこむこと等を意識しながら作成し、端末で作成したデータをグループで共有しながら協議をしました。全体交流でも様々な「戦略マップ」が紹介され、とても参考になったという意見が多くありました。
 実際に自校の「戦略マップ」をつくることで、教職20年経験者として、各校の目標や課題、取組の重点が改めて見えてきたと思います。学校運営への参画が求められている先生方には、2学期からの各学校現場における実践を期待しています。

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