市立保こ幼 第1回5年経験教職員研修会を開催しました

 6月2日(木)、感染症対策のためオンラインと共有フォルダとを併用して、第1回5年経験教職員研修会を実施しました。教職員育成指標からみると、基礎ステージから中堅ステージへとステージがアップする時期です。これまで身に付けた知識と保育力を基に、各自の実践を記録し、評価・改善しながら、実践の幅を広げていくことをねらいとした研修です。
 まず、研修1では、元高松市立総合教育センター主幹の真鍋紀美子先生より「保育の循環・保育の過程」について講演をしていただきました。「子どもの興味・関心を捉え、遊びや生活の連続性を踏まえた保育計画を立てる⇒保育計画に基づいた環境を準備する⇒保育実践⇒実践後に子どもの姿から評価・改善を行う⇒保育計画を立てる」という保育の基本や循環を再確認することができました。
 保育の循環を念頭に置きながら、研修2では、各自の保育計画や記録、環境の写真を基に、グループで評価・改善についての意見を交流しました。対面でのやりとりはかないませんでしたが、共有フォルダ内に文章化したものを格納することで、意見交流の記録となり、さらに、他のグループの意見等も参考にすることができました。また、写真によって、具体的な環境の工夫や子どもの発達との関連を考えることができました。
 第2回の研修会(要請訪問)は、今回の学びを活かし、子どもの実態に即した指導計画を立案し、実際の保育実践を通して、子ども理解や保育の評価・改善を行います。

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