保育実践研修会③「健康・安全管理」を開催しました

 保育実践研修会③「健康・安全管理」では、基本的知識を身につけ、保育の専門性を高め、保育実践に生かす「~乳幼児の安全管理・救命救急について学ぶ~」をねらいとしています。
 5月31日に開催された本研修会は、感染症拡大防止対策のため、オンラインでの開催となりました。
 研修1では、講師に高松市教育委員会保健体育課の滝 あい指導主事を迎え、「熱中症等、乳幼児の事故を防ぐための安全管理」と題して講話を行いました。対話形式でチャットなども利用し、研修に参加している先生方も一緒に考え、意見を出し合うことができるようにしました。受講者から「チャットを使って意見交換することで、とても参考になりました」「早期発見、対応が大事。いつもと違う様子、呼吸の仕方、顔色等の変化を感じることが大切」「熱中症が3つの要因(環境・体・行動)で起こることを知り、ただ暑さだけに気を付けていたのではダメだと感じた。要因を知ることで防止についても広く考えることができる」などの感想が寄せられました。
 研修2では、心肺蘇生の仕方やAEDの使い方に関する動画を利用し、チェックシートにポイントを記入しながらその手順を学びました。AEDの使い方等は実際に体験することでより実践に生かせることから、集合研修の際には体験研修を行いたいと思います。
 オンラインでの研修後はそれぞれの施設での健康、安全管理について見直すワークシート演習も行いました。ここでは受講者から、「保育中に起こった危険なことを書き出してみるとたくさんあるので、対応や関わり方を保育者同士で話し合う必要性を強く感じた」などの感想が寄せられました。

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