第3回教職2年経験者研修会(市単独)を開催しました

 1月28日(金)第3回教職2年経験者研修会がありました。今回は、感染拡大防止対策期のためオンライン研修となりました。この研修は、市独自の研修プログラムにより3年間に渡って行われる初任者研修の最後となります。
 前半は、「道徳の授業実践の成果と課題」と題し、各自の道徳の授業実践をもとに協議が行われました。オンラインでしたが、共有画面を活用して指導案やパワーポイントを提示しながら実践を報告し合いました。具体的な支援の方法を質問するなど、和やかな雰囲気で話し合いが進みました。授業力向上に向けて学び合う良い機会となっていたようです。
 後半は、初任者研修の総まとめとして藤本教育長より「子どもの心を思い、子どもに寄り添う教師をめざして ~6つのメニューで~」と題して講話がありました。「1.初任校での5年間を振り返って」の中では、毎夜10分間その日の40人の記録をし、すべての子どもにかかわる努力をされたこと、「2.私の大切にしている1枚の写真から」では、一人一人に寄り添うには、授業力の上に、愛情力、人間力が必要であること。そして「3.先生からの手紙『一輪の花』」の朗読からは、子どもへの眼差しの温かさ、また、どんな時も愛情をもって子ども自身のエネルギーが沸き起こるよう励まし、褒めることの大切さを教えていただきました。
 次回の基本研修は6年経験後です。今日、学んだこと、感じたことを大切にこれからは、自ら研修と修養に努め指導力を磨き、活躍されることを期待します。

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