１２月～１月の図工では、どの学年も版画を題材に作品作りに取り組みました。３年生は、紙版画で生き物を作りました。
〈紙版画の作り方〉
①版の大きいものから順に型紙を切る。
②切った型紙を接着剤で貼り合わせる。
③いろいろな素材の紙を使って、細かい部分や体の模様を作り、貼る。
④できた版にインクを付けて刷る。
今回は、プチプチマット、ホイール紙、クレープ紙、アルミシート、麻ひもなど様々な素材を使い、凹凸部分がいろいろな模様に型押しできるよう工夫しました。
子どもたちは作りたい生き物に合わせて、工夫して素材を使い、版を作っていました。でも、刷り上がるまで油断はできません。丁寧にインクを付けて、刷り紙をのせ、手のひらや指でやさしくこすりながら、その時を待ちます。そして、紙をめくった瞬間･･････
「うわぁ～！」
と大歓声。素材の味を生かした自分だけの作品に大満足の子どもたちでした。
その後、大きな画用紙に背景を描き、生き物の版画を貼り合わせて完成です。その生き生きとした自由な貼り方に子どもたちの作品への思いを感じます。
２月の参観では、版画を掲示する学年が多いと思います。ぜひ楽しみに足を運んでくださいね。