梅雨の晴れ間に

 運動場では子どもたちが、額に汗をにじませながら友だちと遊具やドッジボール、おにごっこなどに取り組んでいます。
 6月はなかよし月間。昨日も、広い運動場には隙間がないほど大勢の子どもたちの歓声が響きました。

 砂場にも砂遊びを楽しむ子どもたちがいました。何人かで集まって砂遊びを楽しんでいるグループとそのそばに1人で砂遊びをしている子がいました。その子はほんとうに1人ぼっちでした。
 そのうち、1人で砂遊びをしている子は,グループの子どもたちが作った砂山やトンネルに砂をかけ始めました。グループの子どもの中には「やめて。」と言う子がいます。

 グループの子どもたちの中の1人が,トンネル作りの手を休め、手招きしました。

 その後、グループのみんなとその1人ぼっちだった子は,一緒に砂のトンネルを掘っていました。とても嬉しそうに。

 砂をかけ始めたのはグループに入れてほしかったからかもしれませんね。

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