内閣総理大臣からの手紙

 三月に起きた東北大震災の被害の甚大さや福島原子力発電所の問題が終息しない様子に胸ふさぐ思いですが、避難所にいる人たちに元気を与えているのは子どもたちの笑顔だと聞きました。本校の児童も、すぐに募金活動をしてみんなの気持ちを届けました。新学期が始まった昨日、内閣総理大臣と文部科学大臣の連名で、子どもたちに手紙が届きました。災害にあった子どもたちへの言葉、そして災害にあわなかった子どもたちへの言葉、最後には、未来を託す言葉などがありました。思いやりのバトンのリレーをして身近な人への思いやりを大切にすることが伝えられていました。児童会の六年生の子らが手紙を読んだのですが、どの子も言葉の意味をかみしめながら一生懸命に読んでくれました。言葉の意味の重さを感じていたようでした。これを聞いた子どもたちの心にもきっととどいたことと思います。このような子どもたちがいるということが未来への心強い思いを感じます。心優しく育ってほしいです。

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