第11回初任者研修を開催しました

 11月7日(火)第11回初任者研修がありました。今回はオンラインで、75名が参加しました。
 前半は、LINEみらい財団の方より「GIGAスクール時代における『明日から実践できる活用型情報モラル教育』~GIGAワークブックたかまつを用いた教材体験!」と題して、講話・演習がありました。実際に教材体験をすることで、人によって感じ方や考え方が様々であることに気付くとともに、そのことを通じて、相手や状況に応じて考え、想像する子どもを育てていけるということを学びました。
 後半は、市総合教育センター指導主事より「高松市の不登校の現状と支援」と題して講話がありました。「不登校Q&A」や文部科学省の「COCOLOプラン」なども紹介しながら、不登校の原因やその未然防止についての基本的対応、また、不登校支援のための多様な学びの場の紹介や「チーム学校」で対応する大切さなどについて話がありました。
 今日の研修を生かし、子どもの気持ちがしっかり受け止められる教員になることを期待します。

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保育実践研修会⑥「絵画・造形あそび」を開催しました

 10月17(火)に、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~子どもの「絵画・造形」あそびについて学ぶ~」をねらいとして、「色との時間を味わおう」のテーマで、アーキペラゴのミズカ氏による講話・演習を行いました。
 まず、講話では、素材を決めるには、子どものつぶやきからヒントを得ることや、子どもの作品を「じょうず」ではでなく「ここがいいね」等、具体的な褒め方を学びました。
 次に、演習1では、3色(蛍光ピンク・水色・レモンイエロー)の絵の具から自由に色を選びセルロイドの板で伸ばして、できた作品にタイトルをつけました。グループの中で、作品について感じたことを伝えながら、自分の表現を大切にすること等を感じ合っていきました。演習2では、4色の絵の具を混ぜてオリジナルの色を作り、大きなシートに、風を感じながらのびのびと描いたり、他の人のTシャツにも描いたりしました。風に揺れるシートに描く貴重な経験となりました。
 参加者からは、「『友達の表現を受け入れる前に、自分自身を受け入れる』という言葉が心に残った」「子どもの『これ、何?』の言葉も素材のひとつになると改めて気付いた」「運動場で風を感じていると、自然と描きたいものが浮かんできて無心で描いていた。子どもにも経験させたい」という感想が寄せられ、心を開放して自分自身の感性や表現を認める経験をしたことが明日からの保育につながる研修会となりました。

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第3回教職20年経験者研修会を開催しました

 10月27日(金)第3回教職20年経験者研修会が、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には、小学校教諭12名、中学校教諭7名、養護教諭1名、栄養教諭1名、計21名の教職21年目となる先生方が参加しました。
 今回の研修では、まず、学校教育目標等具現化のための取り組みについてグループに分かれて各自が発表した後、ワールドカフェ形式でグループ協議を行いました。質問等も出され、学校での取り組みについての参考になったようです。
 次に、「教職20年経験者に期待すること」と題して、高松市立木太南小学校 真鍋康秀校長先生からお話がありました。リーダーとして、学校に貢献できる人材となるために、いくつもの視点を挙げ、取り組んでほしいことについてのお話がありました。
 教職20年の重みを感じ、求められている役割について考え直したり、実践したりしていきたいと決意を新たにしていました。

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第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅰ・第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰを開催しました

 10月25日(水)第7回中堅教諭等資質向上研修会Ⅰ・第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰが、香川県立香川中部支援学校、かがわ総合リハビリテーションセンターで開催されました。この研修には、小学校54名、中学校15名、計69名の教職7年目となる先生方が参加しました。
 今回の研修では、香川県立高松支援学校 山本治先生から「特別支援学校(肢体不自由児)の教育理念と具体的支援の在り方」について、香川県立聴覚支援学校 中川寛先生から「聴覚支援学校の理念と具体的支援の在り方」について講話がありました。
 また、香川県立香川中部支援学校 西山香教頭先生から「特別支援学校の教育理念について」お話をいただきました。実際に活動している様子を見学させていただいたり、高等部の生徒の作業に直接かかわらせていただいたりしました。受講者にとって学びが多く、最後のグループ協議の際にも熱く語りが続くなど、貴重な研修の機会となりました。

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保こ幼 第2回2年経験教職員研修会を開催しました

 10月20日、第2回2年経験教職員研修会を実施しました。これまでの実践を通して学んできた基礎的な力を基に子ども理解に基づく保育実践をし、自ら学ぼうとする意欲をもち、スキルアップを図ることをねらいとした研修です。
 前半は「幼児の主体的な活動を促し支えるための環境構成の在り方について」と題して、香川県教育委員会義務教育課 河江奈緒美主任指導主事による講話を実施しました。保育所・幼稚園・幼保連携型こども園の各指針・解説を実際に開き、「環境の構成」について述べられていることを再確認したり、事例から「環境の再構成の実際」について考えたりしました。日々、実践を積み重ねながら解説等を開き保育を振り返ることが、保育者としての資質を高めていくうえで大切であるとを共通理解しました。また、「幼児が心を寄せる環境の構成」「幼児教育じほう」等の専門書を紹介していただき、受講者は読んでみたいという気持ちを高めていました。
 後半は講話の中で学んだ幼児の主体性を念頭に置きながら、各自が作成した環境の写真を基に、「主体性を育むポイント」や「環境の再構成」についてグループ協議を行いました。
 受講者からは、「柔軟な保育者の関わりや子どもの姿を捉え環境を構成していくことが大切だと感じた。」「今後、解説や専門書を読み実際の保育と照らし合わせながら振り返り、考える機会にしていきたい。」「担当年齢が同じ先生と話し合うことで意見が出しやすく、明日からも頑張ろうと思える時間になった。」等の感想が寄せられました。
 研修での学びを生かし各施設で実践を積み重ね、保育者として資質を向上していこうという意欲が高まった研修となりました。

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第2回新任講師研修会を開催しました

 10月3日(火)第2回新任講師研修がオンラインで行われ、小学校9名の先生方が参加されました。
 最初に、ICT教育推進室指導主事より、高松市立学校の情報セキュリティについて説明がありました。
次に、「教員としての心構え」について研修係担当指導主事より講話があり、信頼される教師像について考えていきました。
 続いて、「子ども理解に基づいた学習指導の基礎・基本」と題して講話があり、具体的場面を想定して、グループごとに話し合ったことをTeams内でまとめていきました。
 後半は、グループに分かれて、日頃、困難に感じていることなどを話し合いました。様々な子どもたちにどう対応していったらよいか、悩みや意見を出し合い、共感するとともに、頑張っている姿を互いに感じ合ったようです。この研修をきっかけとし、今後、それぞれの学校で先生方や子どもたちの笑顔が広がっていくことを期待します。

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保育実践研修会⑦「わらべうた・読み聞かせ」を開催しました

 8月25日(金)に、高松市総合教育センターで、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~豊かなイメージや表現、言葉に対する感覚を育むわらべうたや絵本の読み聞かせ等について学ぶ~」をねらいとした保育実践研修⑦「わらべうた・読み聞かせ」を実施しました。
 前半は、「わらべうたやお話小物」と題して、「えんどうまめのおはなし会」代表の遠藤由美氏による実技講習を行いました。子どもがわくわくするようなパネルシアターや小物を使ったお話、わらべうた、手遊び歌の実演から、高いスキルや心地よいテンポなどを体感し、多くの受講者が、明日からの保育に取り入れたいと意欲を高めていました。
 後半は、「豊かなイメージや表現、言語感覚を育む絵本の読み聞かせ」と題して、中央図書館司書の眞鍋優子氏による講話と中村文音氏による絵本の紹介がありました。読み聞かせが与える影響、発達に応じた選書や読み聞かせのプログラムの作り方など、分かりやすい資料を基に、具体的にお話しくださいました。
 受講者からは、「わくわくどきどきする実技講習で、思わず引き込まれた」「全身を使って絵本の世界観を表現する先生から、伝える面白さを感じた」や「読み聞かせを通して子どもと向き合い、信頼関係を築いていきたい」「発達段階に合った絵本選びが重要だ、他の教職員と共有して環境を整えたい」などの感想が寄せられました。言語能力や豊かな感性を育むばかりでなく、子ども理解を深め、愛着形成が図られることを学んだ、深まりのある研修になりました。

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保育実践研修会④「食育・運動あそび」を開催しました

 7月26日(水)に、生涯学習センター(まなびCAN)で、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~発達に応じた乳幼児期の食育や運動について学ぶ~」をねらいとした保育実践研修会④「食育・運動あそび」を実施しました。
 始めに、講師に高松市こども保育教育課運営支援室食育係長の原由美子氏をお迎えし、「乳幼児と食育」と題して講話を行いました。「食育基本法」や保育所保育指針にある「保育所における食育」を基に、具体的な例を挙げながら、「食を営む力」の育成や環境整備、保護者啓発について話していただきました。また、SDGsの考え方を踏まえた「食育推進基本計画(農林水産省)」の要点から、生涯を通じた心身の健康を支える食育の重要性を御指導くださいました。
 次に、「保育に取り入れられる運動あそび」と題して、「こどもの育ち研究所」幼児体育指導員の佐々木明世氏による講話と実技講習を行いました。子どもの発達段階に応じた様々な運動遊びや支援の工夫を、豊富な実績に基づいて表情豊かに伝えてくださいました。実際に身体を動かしながら、子どもの心が動くポジティブな言葉掛けや関わり方について学ぶことができました。
 受講者からは、「法律と具体例を筋道立てて話をしてくださったので分かりやすかった」「食育は、栽培活動やクッキングだけでなく、日々の生活の中にあることが分かった」や、「保育者自身が、目的意識をもって動くことが大切」「教職員と学びを共有したり保護者に発信したりしたい」などの感想が寄せられました。時間があっという間に過ぎ、もっと知りたい学びたい思いが強まった充実した研修となりました。

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保こ幼 クラス担任研修会を開催しました(オンライン研修)

 9月1日(金)、「子ども理解に基づく支援のあり方や教職員連携など、クラス担任に必要な指導力を身に付ける。」ことをねらいとして、オンラインによるクラス担任研修会を実施しました。
 この研修では、香川県教育委員会義務教育課の河江奈緒美主任指導主事による「幼児理解に基づいた評価の実施」について、講話を行いました。幼稚園教育要領や幼保連携認定こども園教育・保育要領、保育所保育指針等を基に、「幼児理解」や「評価」の意味と指導改善に生かす要点について話がありました。評価の手掛かりとなる日々の保育記録については、子どもの姿から経験している内容を見取って子どもの育ちを支える環境や支援を考えることの大切さを確認し、目的に合った記録方法について学ぶことができました。
 受講者からは、「保育記録は負担感があったが、幼児理解や保育の見直しに必要なものであると認識が変わった」「保育記録から、子どもの姿の変容や遊びの変化に気付き、多面的・客観的に振り返り、保育の再構成や幼児理解に努めたい」などの感想がありました。今後、クラス運営の課題改善に向けた演習に生かすことができる有意義な時間となりました。

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第2回保育所新規採用教職員研修会を開催しました

 9月1日(金)・4日(月)に高松市の就学前教育を担う教職員としての責任と自覚をもち、基礎的な知識や技能を身に付けることをねらいとして、「第2回保育所新規採用教職員研修会」を開催しました。
 研修1では、NPO法人自然塾ぴょんぴょんのインストラクター松本洋子氏によるネイチャーゲームを実施しました。総合教育センターの庭で、子どもの目線で自然と関わる楽しさや、五感を使った遊びの体験をしました。参加者からは、「目をつぶり、耳を澄ませ、自然の中で寝転ぶなど、子どもたちと自然の心地よさを感じたい」「子どもと一緒に自然の中で遊ぶことを通して、子どもの気付きを受け止め一人一人と関わっていきたい」などの感想がありました。
 研修2は、「心と体を育てる運動遊び」と題して、香川大学教育学部幼児教育コースの藤元恭子教授よる演習を行いました。「ウレタン棒」を使い、「アニメイム」(アニメーションとパントマイム)に取り組みました。参加者が意見を出し合いながら、動画で確認し完成度を高めていく中で、協働性や達成感を味わうことができました。参加者からは、「自分一人では思いつかなかったアイデアを共有することができた」「最初は恥ずかしさもあったが、次第に夢中になり、皆で創り上げることの楽しさを知った」などの声が聞かれました。

 研修3は、香川県教育委員会義務教育課の河江奈緒美主任指導主事による、「幼児理解に基づいた評価の実施」について講話を行いました。子どもの姿から経験している内容を見取り、子どもの育ちを支える環境や支援について考えていくために欠くことのできない保育記録の必要性について確認しました。参加者から「保育が振り返りやすいよう自分自身の言葉で記録したい」「自身が無理なく継続できる『記録方法』を見つけたい」などの感想がありました。
 研修4のグループ協議では、研修3の講話を念頭に置き、持ち寄った各自の保育記録をもとに、保育記録を取る際に留意したいことを話し合った後、実際に記録する実践を行いました。参加者からは「子どもの姿から、子どもがどう楽しんでいるか、また何が心を動かしたのかを記録したい」「自分の保育記録を見直して、次の遊びにどうつなげていくかが書けていなかったので意識して記録していきたい」「自分の考えのみではなく、職員間で話した子どもの姿等も取り入れた記録を取りたい」等の感想がありました。
 新規採用教職員同士が演習や協議に取り組み、共に学び合うことができた有意義な研修となりました。

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