保育実践研修会⑦「わらべうた・読み聞かせ」を開催しました

 8月25日(金)に、高松市総合教育センターで、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~豊かなイメージや表現、言葉に対する感覚を育むわらべうたや絵本の読み聞かせ等について学ぶ~」をねらいとした保育実践研修⑦「わらべうた・読み聞かせ」を実施しました。
 前半は、「わらべうたやお話小物」と題して、「えんどうまめのおはなし会」代表の遠藤由美氏による実技講習を行いました。子どもがわくわくするようなパネルシアターや小物を使ったお話、わらべうた、手遊び歌の実演から、高いスキルや心地よいテンポなどを体感し、多くの受講者が、明日からの保育に取り入れたいと意欲を高めていました。
 後半は、「豊かなイメージや表現、言語感覚を育む絵本の読み聞かせ」と題して、中央図書館司書の眞鍋優子氏による講話と中村文音氏による絵本の紹介がありました。読み聞かせが与える影響、発達に応じた選書や読み聞かせのプログラムの作り方など、分かりやすい資料を基に、具体的にお話しくださいました。
 受講者からは、「わくわくどきどきする実技講習で、思わず引き込まれた」「全身を使って絵本の世界観を表現する先生から、伝える面白さを感じた」や「読み聞かせを通して子どもと向き合い、信頼関係を築いていきたい」「発達段階に合った絵本選びが重要だ、他の教職員と共有して環境を整えたい」などの感想が寄せられました。言語能力や豊かな感性を育むばかりでなく、子ども理解を深め、愛着形成が図られることを学んだ、深まりのある研修になりました。

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