第1回10年経験教職員研修会を開催しました

 「信頼される就学前教育・保育を創造するために、中堅教職員としての心構えや実践力を養う。」というねらいのもと、6月23日(金)に第1回10年経験教職員研修会を開催しました。
 前半は、「中堅教職員の心構えと役割」について、香川県教育委員会義務教育課主任指導主事、河江奈緒美先生よる講話を実施しました。まず、教育課程や全体的な計画の編成は、全職員の協力体制の下、組織的かつ計画的に行われることについて、法令や指針・教育要領等をもとに確認しました。そして全職員で取り組むためには、園所内の研修が大切であることや、その時に中堅教職員として園所全体を見通して、教職員をつなぎながら、よりよい園所運営に向けた実践を行うことが必要であること等について学ぶことができました。
 後半は、令和4年度ミドルリーダー養成研修を受講した6人の主任・副所長の先生方の進行で「園所内研修にマネジメントに向けて」について、グループ協議を行いました。教職員育成指標を確認し、中堅ステージの教職員の具体的な姿について話し合うとともに、園・所の目標や実態からどのような研修を実践していけばよいか意見を出し合いました。受講者からは「中堅職員として視野を広げ、園全体に目を向け、積極的に職員同士をつないでいきたいと思った。」「職員全員で楽しく研修ができるようマネジメントしていきたい。」「ミドルリーダーの先生の進行が、協議の進め方の参考になった。メンバーで意見を出し合ったり考えたりすることで、次回の課題研修で自分が取り組みたいことが明確になった」などの感想があり、中堅教職員としての自覚を高める研修となりました。

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