保こ幼 第1回5年経験教職員研修会を開催しました

 6月5日、8日に、第1回5年経験教職員研修会を実施しました。教職員育成指標の基礎ステージの最終段階として、これまで身に付けた知識と保育力を基に、主体的に見通しをもって教育・保育ができるような実践力を高めることをねらいとした研修です。
 まず、研修1では、「保育の循環・保育の過程について」と題して、元高松市立総合教育センター主幹の真鍋紀美子先生による講話を実施しました。「高松っ子いきいきプラン改訂版」をもとにカリキュラム・マネジメントについての説明の後、実際にどのように短期の指導計画を作成・改善していくのか演習を行いました。子どもが遊んでいる映像から、どのようなことを経験しているのか、3つの資質・能力の視点から考えたり、どのような環境づくりが必要かを確認したりしました。
 研修1で学んだ「保育の循環」を念頭に置きながら、研修2では、各自の保育計画や記録、環境の写真を基に、保育の評価と改善についてグループ協議を行いました。かがわ幼児教育支援センターのスーパーバイザーの方にもグループに入っていただき、具体的な子どもの姿から、学びを見取り、指導の改善について意見を出し合いました。
 受講者からは、「保育の循環(PDCAサイクル)の大切さを改めて感じた。」「一人一人の姿や環境構成について、写真や付箋を活用しながら記録していきたい。」「いろいろな環境の工夫を写真で見たり、たくさんの視点から意見が聞けたりして楽しかった。」等の意見が寄せられました。
 第2回の研修会(要請訪問)は、今回の学びを活かし、子どもの実態に即した指導計画を立案し、実際の保育実践を通して、子ども理解や保育の評価・改善を行います。

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