第6回初任者研修を開催しました

 7月25日(月)第6回初任者研修がオンラインで開催されました。
 初任者となって初めての夏休み。これまでを振り返りながら研修がスタートしました。
前半は、支援係指導主事より「不登校児童生徒への支援の在り方」について、講話・協議がありました。各校に「高松市不登校支援Q&A」が配布されているので、冊子を手にとって参考にするよう紹介されました。また、年々不登校児童生徒数が増加している現状から、新たな不登校児童生徒を生まないために、子どもが出すサインを見逃さないようにすることや、欠席に対する早めの対応をしていくことが大切であるとの話がありました。①分かる・楽しい授業づくり ②一人一人が存在感をもてる仲間づくり ③確かな児童生徒理解の3点を心がけ、どの子もが学校に行くのが楽しいと思えるよう努めていきたいものです。
 後半は、支援係指導主事より「特別な支援を必要とする子どもの理解と合理的な配慮」について講話・協議がありました。特別支援学級在籍児童生徒数が10年前の約2倍になっていること、少子化により全体数は減っていることから鑑みて、特別支援教育のニーズが非常に高くなっている現状が示されました。その後、発達障害等の子どもの困り感は、環境を調整すれば和らぐ等、具体的指導方法が紹介されました。また、グループで事例に基づき、どのように指導するかを協議していきました。最後に、今後も放課後ちょいスクールや高松塾でも、特別支援教育等に関する学びの場があることが紹介されました。
 今日の研修を生かして、子ども理解がさらに深まっていくことが期待されます。

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