令和3年度 第1回 保育所新規採用教職員研修会を開催しました

 7月14日(水)・7月15日(木)、高松市の就学前教育を担う教職員としての責任と自覚をもち、基礎的知識を身に付けることをねらいとして、「第1回保育所新規採用教職員研修会」を実施しました。
 1日目はこども保育教育課の南主幹より「保育教育士のみなさんに伝えたいこと」と題して講話がありました。その後、高松っ子いきいきプラン改訂版の中にある「3つの資質・能力」と照らし合わせながら、「遊びの中で子どもが感じたり学んだりしていることを捉えていく」演習をグループで行いました。
 受講した先生方は、「ひとつの遊びの場面でも、こんなにたくさんの学びをしているんだということがわかった」「これから、遊びの様子をしっかりと見たり、記録をとったりしていこうと思う」といった手応えとともに保育の魅力を感じていました。

 2日目は、香川大学の藤元恭子先生から「幼児期におけるからだを育てる表現遊びについて」実技演習がありました。グループに分かれて、子どもの視点で活動しながらそれぞれが考えたことを出し合い、子どもの興味や発達に即した遊びを創りました。互いに遊びを発表し合い、その楽しさや工夫したことを共有しました。
 それから、NPO法人自然塾ぴょんぴょんのインストラクター松本洋子先生をお迎えし、総合教育センターの庭園でネイチャーゲームを実施しました。五感を使って自然と関わることや、「こんな葉っぱを見つけよう!」という課題に対して、正解でなくても否定しないで「似てるのよく見つけたね!」と認めていくこと等、実体験が保育者自身の感性を豊かにし、今後の子どもたちとの生活に生かされていくのだと思います。

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