気になる子どもたちの体

 本校も、4年生で小児生活習慣病予防検診の採血を実施していますが、5人に一人は有所見者で「コレステロール・中性脂肪が高い」「血圧が高い」「肝障害」「尿酸値が高い」「太りすぎ」「やせすぎ」などを指摘させています。大人特有の症状と思われがちですが、子どもたちにも増え続けています。脂肪分や糖分をとりすぎない、野菜をたっぷり食べるなどバランスのよい食事に気をつけたり、よく噛んでゆっくり食べたり、しっかり外遊びや運動をしたりすることによって改善されますので、子どもの頃からのよい生活習慣を身につけてほしいと思います。
また、年齢が上がるにつれて視力低下の子どもたちが増えており、席替えにも苦慮しているのが現状です。近頃、子どもたちもスマホやゲームをする時間が増えて、常に長時間1点だけを見つめて、筋力が固くなり調節機能が弱くなっています。スマホ猫背なども指摘させています。それにより睡眠時間も遅くなっています。
 これから、冬休みでご家族と過ごす時間がたっぷりとあると思いますが、ご家族とも食べ過ぎや運動不足に気をつけて、健康で幸せなお正月が迎えられることを祈っています。

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