変異をおこしたノロウイルス、大流行のおそれあり

今日のニュースによると、激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが、変異によって、新たなタイプのウイルスとなり、ヒトがいままでに獲得した免疫が役にたたなくて、大流行のおそれありと報じられていました。
毎年、本校でも秋口から冬にかけて流行を繰り返しているので、十分に気をつけてほしいと思います。ノロウイルスは、感染力が非常に強くて、少しのウイルスで食品、ヒト、床、ドアノブ、便器などさまざまなところから感染します。通常1~2日で治りますが、激しいおう吐や下痢で、脱水症状になり、重症化するおそれがあります。
学校でも、給食前やトイレ後の手洗いなどを呼びかけて予防に心がけていますが、ご家庭でも十分に気をつけてほしいと思います。なお、ノロウイルスは、アルコール消毒では効きませんので、おう吐物などの処理は、必ず次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤をうすめて使用してください。
また、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎にかかった場合は、出席停止の取り扱いになりますので、病院で十分に診ていただき、回復後、登校してください。

カテゴリー: 健康・体育指導 パーマリンク