はやぶさに夢をのせて

 12月3日午後1時22分,小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が種子島宇宙センターから打ち上げられました。「はやぶさ2」の目的地は,小惑星「1999JU3」です。そこには,生命のもとになる有機物や水が存在すると見られます。持ち帰った岩石を分析すれば,生命の起源を探る手掛かりが見つかると期待されています。
 初代「はやぶさ」は,世界で始めて小惑星イトカワから微粒子を持ち帰りました。はやぶさ2は,その後継機です。初代「はやぶさ」が打ち上げられて,帰還するまでの映画を観ました。
すばらしい日本の科学の粋を集めたはやぶさは,多くの人の知恵と努力の結晶です。ただの機械であるはやぶさが,意志をもった人間のように見えました。科学技術の進歩は,私たちに夢を与え,生きる希望を与えてくれることを確信しました。
 今晩も空を見上げ,はやぶさに思いを馳せました。この広い宇宙のどこかで,はやぶさが独り旅をしていると思うだけで,勇気がわいてきます。はやぶさには秘密が盛りだくさんです。それを調べていくだけでも,わくわくします。ぜひ,みなさんも調べてみてはいかがでしょう。

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