くぎ打ち トントン

 今日は3年の図工の授業に参加してきました。『くぎ打ちトントン』といって,くぎ打ち名人・のこぎり名人になろうというものです。木片・木ぎれを取り扱うことになります。

 私が子どもの頃には,木ぎれは身近なもので,ちょっと探せば身の回りにいくらでもあったものです。釘や金槌もあって,はこやおもちゃらしきものをいくつも作っていました。今やそれは遠い昔の話!何処にも木ぎれなど落ちていません。金槌ものこぎりも遠い存在になってしまいました。

 それに挑戦するのだから,緊張の面もちです。釘は最初の内は,両指の間にはさんで金槌を短く持ってトントンと確実に打ち込んでいく。それができたら,金槌を大きく振って釘を打ち込んでいく。のこぎりは,水平か少し斜めに持って前後にまっすぐ動かしていく。初めのうちこそ緊張の面もちでしたが,何度もやる内に楽しくなってきたのか,だんだんと発想が豊かになってきて,ロボットあり,キリンあり,恐竜あり,熊のキャラクターあり,木の立体ありといろいろユニークなものが出現し始めました。楽しくてとても創造性の豊かな授業になりました。

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