２月１０日，２校時に不審者対応避難訓練がありました。４年生の教室の前を不審者（警察）がうろついているのを発見した横の教室の教師が緊急放送をしました。現場へは，男性教員５人が駆けつけ箒や棒やさす又で追い詰めたところに警察官が到着して不審者を確保しました。各教室の児童は，事前に不審者が出た場合どうすればいいかを学んでいたので黙って真剣に教室内で待機していました。担任は，鍵をかけたり机を置いたりして不審者が入らないようにしました。
その後，「児童の皆さんは，体育館に集まってください。」の放送で，全校生は体育館に集合しました。レインボー交番の署長さん等７人の方が来校して避難する様子や捕まえる様子を見てくれました。
体育館では，署長さんの方から今日の避難訓練でよかったことを話してくれました。
①となりの教師が素早く通報した。
②不審者が入ろうとした時，戸を閉めて入らせないようにした。
③素早い対応ができ，踊り場で５人がさす又等で取り押さえた。
④校内放送でそれぞれのクラスが教師の指示で安全にまちがいなく避難できた。
次に，さす又の扱い方も教えてくれました。不審者の脇の下を壁に向かって躊躇することなく思い切って押すとよいそうです。また，昨年人形劇で教えてくれた『ことわる・はなれる・大声を出す・にげる・知らせる』を確認して，全校生で「助けて！」と大声を出す練習もしました。
校長の方からは，「林校区は，交通量が多くなり不審者が先日も２回出ている。２回目は，犯人を確保した。多くの人が安全を守ってくれている。」との話もありました。
ＮＨＫも取材に来ており，１２時過ぎのＴＶ放送を全校生で視聴し，改めてどうしたらいいか考えました。