9月22日(金) 物語はおもしろいよ(5年生)

5年生は国語科の学習で「注文の多い料理店」のおもしろさを見つけながら読む学習を進めています。

ある日の学習では、不思議な世界に描かれている『山猫軒』の様子、特に戸や戸に書かれている文字やその色、そこに置いている物に着目して、それらの効果や作者の意図について考えました。

文字の色や置いている物で二人の若い紳士を中へ中へとおびき寄せているようだ、と学習をふり返ったあと、教科書を再度見直したある児童が『山猫軒』の挿絵を見て一言。

「猫の顔になっとる!」

一斉に挿絵に注目した子どもたちからは、

「そうか!玄関が口になっているのか!」

「山猫の口から入ってどんどん山猫の中に入って行くのか!」

と。文章から読み取ったことが挿絵とつながって、物語のイメージや世界観が明確になった瞬間でした。

5年生の「注文の多い料理店」の学習に限らず、物語の読み方や楽しさを獲得し、そして読書を楽しむ林っ子に育ってくれることを期待しています。

 

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