3月11日の午後,職員室へ戻るとテレビがかかっており,三陸海岸沖で大地震が発生・津波の被害が起こっていると知らされました。そのときは,すごい地震が起こったんだなあ,ぐらいにしか思わず仕事を終えて帰宅しました。
それから後,連日連夜の詳細な報道・・・激甚災害を痛感させられました。
瓦礫の山・家屋・車をも簡単に巻き込み押し寄せる広大な津波!
簡単に堤防を乗り越え,15メートルの高さに逆巻く激流!
原子力発電所の爆発事故!
どれを見ても,予想はできなかったのか?と重苦しい気分になりました。
月曜日,登校してきた子ども達と「地震見た?こわかったね!」と話し合いました。そんな中,ある子どもに「ねえ,もしここに震度7の地震が起こったらどうする?」と問われました。「えっ!」と思わず絶句!頭の中を東日本大震災の情景がぐるぐるとよぎりました。
激しい揺れだから,まずよける。それから出口の確保。避難集合場所に行く。家族と連絡を取る。ライフラインは?考えは行きつ戻りつします。
もしも・・・まさかの時のことを考えて心構えをしておかないといけないなあと痛感しました。