ベン先生がクラスに来られる日、子どもたちは朝から時間割の予定を見て、わくわくしていました。
「今日は、何をするの?」
と、たくさんの子たちに聞かれましたが、ひみつにしていました。どんなことがあるか、わくわくするのも、きっと楽しみの一つじゃないかなと思います。
授業で使うカードを、授業が始める前に作っておこうと思って、
「今から配るカードに、好きな食べ物の絵をかいておいてください。」
と、言うと、子どもたちのわくわくはさらに高まり、
「今日は食べ物か~。このカード、何に使うんかなあ?」
と、みんなで話し合っていました。すると、
“Good morning!!”
と、いつもの通りの明るくて朗らかなベン先生が教室に入ってきました。ベン先生は、いつも元気で、ユーモアがあって、子どもたちも大好きです。きょうのテーマは「お店屋さんごっこ」です。先ほどかいたカードは、お店の商品となり、子どもたちはshop keeperとcustomerに分かれて、食べ物カードを売ったり、欲しいものを買いに行ったりしました。
“What do you want?”
“Pizza,please!”
“Here you are.”
“Thank you!”
という会話を何度も繰り返して、たくさんカードを集めました。欲しいものを買いたいけれど、英語で何というのか出てこなかったり、うっかり日本語で言ってしまったりしながら、楽しく活動できました。ベン先生の明るさがみんなにも伝染して、笑顔あふれる時間となりました。