今日,家庭科で洗濯実習をしました。
もちろん,基本に立ち返り手洗いの洗濯です。昔話にもあるとおり『おじいさんは山に柴刈りに,おばあさんは川へ洗濯に・・・・』です。基本原理は洗濯機もいっしょです。どうにか基本原理を機械の働きでできないかと開発されたのが洗濯機なのですから・・・。昔は,しぼりも2つのプレス機のようなものでぐるぐる回して絞っていたというと,子どもたちの目が点!になっていました。
いよいよ洗濯です。まず洗濯物の重さを量ります。水の量はその10倍~20倍ですから,計算して1Lますで洗いおけに水をはかり入れます。それから,標準使用量の洗剤をはかり入れます。合成洗剤か粉石けんかは自分たちで決定し,溶かし入れました。泡立てると初めての界面活性剤の感触に「うわっ!ぬるぬるする。」とか「いっぱい泡が立ってきた!」とか言ってにぎやかでした。
そして,洗濯物を漬けて手もみ洗い,つかみ洗い,つまみ洗いをしていきました。それから,すすぎ。絞るのだけは,脱水機をつかいました。いよいよハンガーに掛けて干します。シャツなどしわを伸ばすのに,手のひらでパンパンとたたいて干すといいと説明すると,あちらでもこちらでもパンパンといい音が響きます。
実習の感想を聞いてみると,
きれいに手もみ洗いやつまみ洗いができてよかった。
洗う前はくさかったのに,いいにおいになって良かった。
昔の人は,全部手で洗わなくちゃいけないなんてすごいなあ!ぼくだったら,へとへと!
洗濯機は偉い!ボタン1つでできる。洗濯機があって良かった-。
などの感想が寄せられました。
とても楽しい洗濯実習でした。