先週あたりまで最高気温２８℃～２９℃と暑かったのに，今日は最高気温２２℃。一気に秋がやってきました。正門を通りすぎて入り口に入ってくると何やら良い香りが漂ってきました。そこには，オレンジ色の小さな花・・・キンモクセイがありました。すがすがしく香り高い花！秋も深まってきたなあ，と痛感させられました。意外にもキンモクセイ（金木犀）はギンモクセイ（銀木犀）の変種だそうです。ギンモクセイは，白い小さな花でキンモクセイほど強い香りではありません。でも，キンモクセイの間にところどころ植わっているので，また探してみようと思います。
花といえば思い浮かぶのが秋の七草です。９月１２日の中秋の名月にもお月見をしながら（ああ，そろそろススキも咲きほこっている頃だなあ!）と考えていました。秋の七草は，ハギ（萩）・オバナ（尾花・ススキ）・キキョウ（桔梗）・ナデシコ（撫子）・フジバカマ（藤袴）・クズ（葛）・オミナエシ（女郎花）の七つをいいます。春の七草とは違い，食べるのではなく目で楽しむものです。秋を目で楽しみ，香を聞くように香りを楽しみたいと思います。