さて,引き続き運動会ネタを。
子どもたちの頑張りや演技のすばらしさについては,前記事をご覧いただくとして,今日はその裏側に少しふれてみたいなと思います。
① PTA役員・保護者の方々の連携
子どもたちが一生懸命踊ったり走ったりしていたその裏側で,実はPTA役員の方々(特に生活指導部)も一生懸命でした。
みなさんがチームを組み,子どもたちや見に来ている方々のために,我が子の演技そっちのけで見回りをしてくださいました。
詳しくは書きませんが,私がビックリしたのはその連携の素晴らしさ。
あっという間に情報が伝達され,みなさんがそれに対応してくださいました。
午後からは,本部役員を筆頭に,男性陣もたくさん協力してくださいました。
教職員・保護者・地域がそれぞれを補い合い協力し合っていく中でこそ,子どもたちは健全に育っていけます。
今回の件で,ホッとしたと同時に何だかうれしい気持ちになりました。
② 言葉,その伝え方・とらえ方
次の裏側は,言葉について。
運動会に向けて子どもたちを指導していく中で,演技の細かいポイントを伝えること以上に私が気にしていたのは,子どもたちのやる気を起こさせることと,そのテンションの維持でした。
もちろん,練習していく中で成功経験を積むことができれば,その二つは自然とできるのですが・・・。
5年生は,初めての組み立て体操。
痛いし,力もいるし,バランス感覚って言われても分からないし・・・。
こんな状態では,やる気が起きないのも当然。
なかなか上手くいかず,子どもたちも先生方も悶々とし始めた頃,子どもたちに伝える言葉を少し変えてみました。
それは・・・。
「運動会を見に来てくれたおうちの人に,いいところを見てもらおうよ。」
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「運動会を見に来てくれたおうちの人に,みんなはどんな姿を見てもらいたい?」
このほんのちょっとの違いで,子どもたちのやる気に突然火が点きました。
その結果は,見に来てくださったみなさんにもしっかり伝わっていることと思います。
運動会という大舞台の裏側で,なかなか目に入らないドラマがあります。
でも,そういったことの積み重ねがあるからこそ,素晴らしい運動会になったんだと思います。
裏方に徹してくださったみなさん,ありがとうございました。