考えるって楽しいな。(1年生の算数の授業より)

『しゃしんをとります。いすが6つあります。1人ずつすわって,うしろに7人立ちます。なん人でしゃしんをとるのでしょう。』と問題を出すと,「13人です。」「式は,6+7で13です。」と子どもたちは元気よく答えます。そこで,式の意味を問いただしました。教師「6+7の6ってなあに?」子ども「6はいすです。」教師「7ってなあに?」子ども「立っている人です。」教師「あれっ。先生分からないな。おかしいよ。いす+立っている人は写真を撮る人の数になるの?いすと人ってたせるの?」と聞くと,シーン・・・・・・・・・・

「あっ分かった!!」「ちがうよ。」「いすには子どもがすわっているから6はいすにすわった子どもの数だ。」「だからいすにすわった子どもと立っている子どもでみんなの数になるんだ。」といすの数を人の数に置き換えて考えることができました。子どもの発見のおかげで,式の意味を考えた授業になりました。

授業後の子どものつぶやき・・・・・・・・

「まさか,先生が分からんとは思わんかったわ。」「うん。びっくりしたわ。」・・・・・・・・ガクッ・・・・・1年生は素直で本当にかわいらしいです。

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