コロナに関する保健指導

11月27日(金)に、コロナに関する保健指導を養護教諭が行いました。

本校では、折に触れて養護教諭がコロナに関する保健指導を行っています。今までにも、コロナに対する差別や偏見が生まれないようにと何度も保健指導をしてきました。しかし、全国的にコロナ第3波が押し寄せる中で、大切なことは繰り返しという思いで、文部科学省から示されたビデオを活用して行いました。

ビデオでは、「『あいつの親、コロナにかかったらしいよ』「うわ、学校来ないでほしいんだけど』」とか「あの学校コロナが出たんだって、近くに行っちゃだめよ。」、「最悪、あいつ、めっちゃ近所に住んでいるんだけど」という言葉が示されました。それはよくないんじゃないかと、不安そうな目つきで見つめる子どもがたくさんいました。子どもたちは、もし自分がこんなことを言われたらいやだなあ、悲しいという思いを持ったようです。自分だけは安心でいたいという思う心から、何気なく言ってしまうかもしれない言葉に、差別は潜んでいます。

「もし自分が、自分の家族がコロナにかかったら」という心で接する子ども、身近な人がコロナにかかっても治って戻ってきたときには温かく迎えられる子どもでいてほしいと願いました。ご家庭でも協力をよろしくお願いします。

カテゴリー: お知らせ パーマリンク