4年生の理科では,生き物や植物の様子を1年を通して観察し,その変化を記録していく学習があります。
ある男の子が,「あたたかくなると」という学習の後,家の庭で見つけたカマキリの卵を学校に持ってきました。初めて見る卵に驚く子や,うちの家にもあったよ!とうれしそうに言ってくる子など,子どもたちの反応は様々です。
ところが今日の業間休みの時間。たくさんの子どもたちが,「赤ちゃんが生まれたー!」と大きな声で職員室にいたわたしを呼びに来ました。すぐに行ってみると,教室中小さな赤ちゃんがうろうろ…。びっくりして声を上げる子もいれば,一生懸命捕まえようとする子もいてちょっとしたパニック状態になっていました!
すぐに理科室で水槽を借りてきて,たくさんの赤ちゃんカマキリを入れてあげました。その後,熱心に赤ちゃんカマキリの様子を観察したことは言うまでもありません。小さな命の誕生に触れ,命の尊さについても話しながら,一生懸命観察する子どもたちを頼もしく思った瞬間でした。
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