6月25日『子どもたちそれぞれの宝物』

朝の時間に校内を回っていると、2年生の手洗い場で、すごく熱心に手を洗っている男の子がいたので声をかけてみると、

「これをあらってた・・」

と、それはそれは大事そうに『黒い石』を見せてくれました。

学校近くの道路の端っこで拾ったんだそうです。黒花崗岩? 黒砂利? 黒破石? 専門家ではないので、名前はよくわかりませんでしたが、両手で包んで見せてくれる黒い石は、間違いなくその子にとっての『宝物』でした。

「投げたりしたら、いかんよ」と声をかけると、「そんなこと、絶対せん!! 持って帰るんや」ときっぱり。まるで、宮沢賢治の物語に出てきそうな一コマでした。

これからも、やわらかい発想を持ち続け、『自分たちの宝物』をたくさん見つけていってほしいと思います。

保護者の皆様、地域の皆様の応援もよろしくお願いいたします。

 

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