第3回10年経験教職員研修会を開催しました

 1月16日(月)に、信頼される就学前教育・保育を創造するために、中堅教職員としての心構えや実践力を養うことをねらいとして、「第3回10年経験教職員研修会」を開催しました。
 研修1では、各施設で取り組んだ課題研修『園所内研修をマネジメントしよう』を通して、中堅教職員として必要な資質・指導力について協議しました。『園所内を全体的に見渡し、教職員との連携を図っていく立場』であることを確認したり、課題に対する解決策について考え合ったりしました。参加者からは「中堅教職員という立場から、保育実践のモデルとなったり、園所内の課題等、気付いたことを積極的に発信したりしていきたい」「園所内の教職員が、自分のこととして捉え、どんなことができるかを主体的に取り組めるような課題設定やマネジメントが、質の向上につながり、さらに教職員間のよりより連携につながるということが分かった」等の感想がありました。
 研修2では、『子どもの姿から考える育ちと学びについて』演習・協議を行いました。保育者の環境の構成が適切であったか、子どもの活動に沿った必要な支援が行われたかについて、事例の子どもの姿を多面的に見取りながら協議しました。参加者からは、「様々な子どもの捉え方があることに気付くことができた。遊びの中の子どもの経験は、相互に関連し合いながら積み重ねられている。どのように支援を行っていくかという保育者の役割の大きさや大切さを改めて確認することができた」「子ども一人一人の思いを読み取り、一人一人に沿った支援を考えていけるよう、園所内研修でも語り合う場を大切にしていきたい」などの感想がありました。

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