教職20年経験者研修会(教諭・養護教諭)を開催しました

10月30日(金)に教職20年経験者研修会(教諭・養護教諭)を開催しました。

第3回は、人としての生き方や子どもたちへの関わりについて問い直すことや、学校の中核として学校運営に参画するための資質・能力の向上を図ることをねらって、組織のリーダーや管理職から講話をしていただきました。

前半は、徳武産業株式会社の十河会長から、「感動のオンリーワン企業を目指して」と題して講演をしていただきました。
徳武産業は、高齢者や障害のある人のために介護用シューズをつくっている会社で、左右大きさの違う靴など、一人一人のニーズに合わせた靴をつくっているそうです。
「あゆみ」シリーズは、国内シェアの6割近くを占めており、利用者のことを第一に考えた靴作りだけでなく、従業員と家族のように接するなど、十河会長の経営方針は、学校現場でも十分生かせるものだと感じました。
利用者から贈られてきたDVDを観て、涙を浮かべる先生方もいました。感動の時間を過ごせていました。

後半は、高松市立中学校長会の淀谷校長先生から、「教職20年経験者に期待すること」と題してお話しいただきました。
グループで協力して課題に取り組んだ後、今後の社会で必要となる力を想定し、あらためて教員に求められる力について協議しました。
年齢的にも社会的にも様々な経験と積んでいる20年経験者の教員が、自分のもっている引き出しをどのように使うのか、そして足りないものは何かについて考えるきっかけをいただきました。

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