11月30日(木) 家庭教育学級(今年は子どもたちも一緒に)

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昨日、人権集会の日程の中で行われた人権・同和教育講演会(家庭教育学校)。4・5・6年生が一緒に参加することになり、「内容は落語だよ。」と子どもたちに伝えると、あまりピンときていない様子。「笑点」の番組の話をすると、「ああ、座布団の上にすっわっとるやつ?」という返答。「そうそう、座布団をもらったり、取られたりするのは、落語家さんがやっているけど、落語ではないよ。落語は一人で面白いお話をするんだよ。」と話し、体育館に向かいました。

落語を披露していただいたのは、県立三木高等学校の先生で、芸名『酔亭 藪太郎』さんです。

いきなり、落語を始めるのではなく、「落語ってどんなもの?」なのかを楽しく解説していただきました。一人でお芝居をして、背景もないし、特別な衣装もないので、想像力を働かせて話を聞くのが落語であることや、扇子を使って様々な表現ができること(例えば、うどんを温める様子や食べる様子を表現したり、文字を書く様子を表現したり)などの解説を聴いた後、『まんじゅうこわい』という演目で、古典落語を聴かせていただきました。この話は、子ども向けの落語を紹介する本として図書室にも置いてあるので、子どもたちにわかりやすい内容だったようです。藪太郎さんの仕草や表情の変化が大変おもしろく、笑いに包まれました。

テレビやDVDなどの映像ではなく、生の落語にふれ、子どもたちにとって、素晴らしい時間となりました。

家庭教育学級を計画していただいた母親部の皆様、子どもたちにもよい機会を与えてくださり、ありがとうございました。

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