香る花といえば、この季節のきんもくせい、早春の沈丁花、梅雨時のくちなしなどが思い浮かびます。中でも一番好きなのが、きんもくせいです。秋のさわやかな空気の中にどこからともなく香ってくる甘い香りは、季節の移り変わりを感じさせます。
さて、林小学校に勤めるようになり３年目になりますが、とてもたくさんのきんもくせいがあることを今年初めて知りました。用務員さんが、枝を切って玄関先に生けてくださっていたので、お話をすると校内のきんもくせいであることが分かりました。きんもくせいは、プールの南側に１０本ほどきれいに並んでおり、本館の２階から見下ろすと、小さな黄色い花が濃い緑の葉に映えてみごとでした。
今年の秋は、きんもくせいを満喫することができました。