10月12日(月)給食

 

         

ばらずし しょうゆ豆 牛乳 さつまいものあげもん そうめん汁

秋祭りは、米や野菜がたくさんとれたことを神様に報告し、感謝してお祝いをする行事です。香川県では昔から、秋祭りの料理と いえば、新米と瀬戸内海でとれた小えびの入った「ばらずし」や、「さつまいものあげもん」、「うどん」、「あまざけ」などでした。香川県は雨が少なく日照りが多いため、昔は米があまりとれず、大変高価なものであったため、米をたっぷり使ったすしはごちそうでした。そして、さつまいもなどの天ぷらも、すしと同じように祭りや祝いごとがないと食べることができない料理でした。このように普段とは異なり、みんなでごちそうを食べる、祭りや祝いごとのある日のことを「ハレの日」といいます。調理員さんは、美しいばらずしに仕上げようと、いろどりを考えてえびやグリンピースは、一緒に炊かずに別に調理して、配缶後に上から振り入れています。また、あげもんも、さつまいもの皮の色が見えるくらいの衣に仕上げてくれました。美しくておいしい給食を味わっていただきました。

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