「新しい」書写学習を進めています。

これまでの書写学習といえば、教科書に示された文字(手本)に近づけて書くことを目標に進められる傾向にありました。ただ、これでは、普段書く文字に生かされにくいという課題もよく指摘されてきました。この点をふまえて、これからの「新しい」書写学習として、「なぜ、そのように書けばよいのか。」というような知的理解を重視する方向に改善されつつあります。一つの例として、4年生の取組「◎はどっち?クイズ」を紹介します。子どもたちは、クイズの出題者として、あえて◎と△の文字を書き分けて問題を作成します。回答者は、◎のものを選ぶのですが、その際、「なぜ、そちらが◎(または△)なのか。」という選択理由まで回答することが求められます。この選択理由は、それまでの授業で子どもたち自身が見つけた「二つの左払いの方向に関するひみつ」そのものになります。

以下、クイズの例です。試しに回答してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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