【食育】給食インスパイアー 節分メニュー

今週の刺激的な給食としては、やはり2月3日の節分を意識した1日の給食です。
恵方巻きはさすがにありませんが、厄払い豆まきの豆がきちんとデザートとしてついていました。また、鬼が嫌いなイワシもメニューにきちんと入っていました。鬼は病気や災害などの象徴でしょう。1年間で4つある節分(立春・立夏・立秋・立冬)の内、立春という冬と春を分ける節分の時期は、風邪やインフルエンザなどが流行するじきですし、寒さ故に病気になることが多かったのかも知れません。それ故、この節分は特に厄払いの意識が強く育まれ、鬼(厄)を払う風習ができたのではないかと推測します。イワシにも防感染症作用や血液さらさら作用のあるEPAが含まれており、病気予防には適しています。豆まきと言った古い風習には昔の人たちの生きる知恵がインスパイアーされていることが分かります。

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