本日3・4校時に、3年生が後藤塗り体験に挑戦しました。「後藤塗り」とは、江戸時代末期に、高松藩士の後藤太平が発案した特異な朱の塗りで、現在では、日用品から家具に至るまで愛用されていて、香川を代表する漆塗りの特産品となっています。
香川県漆器工業協同組合の5名の先生方をお迎えして、まず、香川漆器の5つの技法(蒟醤、存清、彫漆、後藤塗、象谷塗)について教えていただき、伝統工芸品と工業製品との違いについて学びました。
次に、「朱のたたき」という行程を行いました。紙やすりで表面を磨き、棒の先に綿をつけたような道具で、上からたたきながら色をつけていきました。生徒の皆さんは、先生のご指導を受けながら、真剣に朱塗りの作業に取り組んでいました。
来週(12月8日)は、さらに磨いて模様を作って行く予定です。どのような作品になるのか楽しみですね。