２日目は，前日に比べれば風も収まり，午前中カッターの活動を行いました。まず，指導者の先生から，「カッターは他の活動と違い，訓練となっています。真剣に，そしてしっかり声を出して協力して取り組んでほしい」とお話がありました。その後，櫂（かい）の扱い方を学習したあと，庵治港までの往復約６ｋｍをこいでいきました。船長の「はい」の声に続いて，全員で「いーちにー」のかけ声とともに，右舷，左舷それぞれのペアで協力して櫂（かい）をこぎ続けました。海上は，少し風が強いところもありましたが，クラスの心が１つになってこぎきりました。
夜は，キャンドルサービスです。第１部は「迎火のついどい」で，一言も発せられない厳かな雰囲気の中で，火の使いがキャンドルマスターに営火を渡しました。その後，各クラス代表が分化した火を高く掲げ，誓いの言葉を述べました。そして，１人１人に分化し，炎を見つめながら，この宿泊学習で学んだことを振り返っていました。
第２部は交歓の集いです。各班で練習してきたスタンツを披露しました。物まねや，劇，ダンス，手品など各班とも趣向を凝らした出し物を行っていました。
最後第３部は「送火のつどい」です。第一部同様に静かな中，「今日の火はさようなら」の歌とともに，火の使いがキャンドルをもって退場し，キャンドルサービスは終了しました。