薄曇りの本日は、登校の時間帯に吹いてくる風が、ずいぶん爽やかに感じられました。
仏生山小学校の子どもたちは、今日も元気に学校生活に取り組んでいます。
登校してすぐの1年生が、東門脇の桜の木の下で、何か熱心にのぞき込んでいるので見に行ってみると、小さな虫がたくさん石の陰から出たり入ったりしていました。この季節は、校庭のあちらこちらで、子どもたちの興味を引く小さな昆虫たちも、活発に活動を始めています。
昨日の朝の登校時も、法然寺の総門前をずいぶんゆっくり歩いて来る男の子がいたので行ってみると、手の中に少し弱ったアゲハチョウを大事そうに抱えていました。
「弱っていてかわいそうだから、お花のある草むらに連れて行ってあげようと思って・・」
と言いながら、アゲハチョウが手のひらから落ちないよう、ゆっくり歩いています。その姿を横で見ながら、
「きっとファーブルも、小さい頃は、こんな感じだったんだろうな・・」
と思いました。今年はプールの水を抜かなかったこともあるのか、校庭でいつもの年よりたくさんのトンボを見かけるような気がします。昼休みに、たくさんの児童がそのトンボを追いかけている姿は、微笑ましい限りです。
感染症対策で、理科の実験がなかなか思うようにできませんが、その分、広い屋外で自然の様子をしっかり観察していくよう支援していきながら、子どもたちの好奇心を刺激していければいいかなと思います。
保護者の皆様、地域の皆様の応援もよろしくお願いいたします。