6月23日(火)『感染症対策』をこれからの生き方に

本日も夏の青空のもと、仏生山小学校の子どもたちは、勉強に、運動にがんばってくれています。

今日はALTのダニエル先生、英語指導助手の牧田先生が教えに来てくださる日で、1時間目からいろいろな教室から、ノリノリの英会話が聞こえてきました。

小学校の外国語・外国語活動の授業もすっかり定着し、子どもたちは楽しんで英語に慣れ親しめているようです。

中庭では、用務主事さんが鯉の泉水にかけているネットの張り直しに取り組んでいました。鯉がとび出したり、稚魚が鳥にさらわれたりするのを防ぐために、泉水のうえに張っているネットが緩んできているのと、ネットを張るロープを留めていた杭が傷んできているのを交換する作業でした。

今回、杭の代わりに用務主事さんが利用したのは、体育授業で使わなくなった「壊れたハードル」のバーの部分です。古くなって壊れたハードルが、泉水の周りで見事に生まれ変わり、再び活躍することになりました。

仏生山小学校の中を見回してみると、今回のハードルように、いろいろなものが再利用され活躍しています。小学校では、4年生の社会科で『ゴミ』の勉強をしますが、単にゴミの処理方法を学習する、知識の習得だけで終わりではありません。大切なことは、学んだ知識を如何に実生活と結び付けて『生きて働く力』として『活用』するか。

<再利用されたテニスボール・松の廃材・ほうきの柄・ペットボトルとラップの芯>

さらに、高学年に向けて、限りある地球の資源、また、かけがえのない地球の環境を守りながら、如何に生活を高めていくか、といったすぐには答えの出ないような問題に取り組んでいこうとする『資質・能力』を育んでいくことがこれからの教育には求められています。これは、6年生の教科書にも出てくる『SDGs』の目指すところでもあり、社会科や理科といった、一つの教科だけで学べるものではありません。また、日本だけが取り組んで、解決する問題でも決してありません。まさに、今取り組んでいる『感染症対策』と同じで、世界の人々と共に協力し合って取り組んでいかなければ解決しない問題です。

今、それぞれのご家庭や学校で取り組んでいる『感染症対策』が、子どもたちのこれからの生き方にプラスの作用を起こすよう、学校でもしっかり支援していきたいと思っています。

保護者の皆様、地域の皆様の応援もよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 3年生, 4年生, 学校の様子 パーマリンク