令和4年2月1日(火) 全校朝礼

 本日全校朝礼を行いました。まず、高松市教育文化祭展覧会の学校代表に選ばれた生徒の表彰がありました。校長先生からはお父さんの戦争体験・シベリア抑留の話がありました。その中で、-20度を超す極寒の中の重労働、隙間の多い寝床、朝起きると誰かが死んでいる。そんな過酷な抑留生活では、「絶対に日本に帰る」という強い強い思いなくしては生き抜くことのできなかったそうです。それに比べればみんなは恵まれているからがんばれという話ではありません。このことが、夢や目標に向けて歩む皆さんに教えてくれることは、「将来こうなりたい」「こうしたい」といったあなたが目指すことをもっと強く強く思うことの大切さです。人が強く強く何かを思うことを「念ずる」とも言います。何かを強く願う「心」は、その人の「今」の行動に表れます。だから「念」は、「今」に「心」と書き、強い心に支えられた日々の行動を意味しています。こんな話をしたのは、皆さんなら目標向かって、もっともっと強い思いをもって、1日1日を充実させることができると思うからです。最後に、今の大切さを一番よく分かっている3年生、明日から本格的に国公立入試シーズンに入ります。強い思いで最後まで諦めず挑戦してください。1・2年生も伝統の卒業式や、診断テストや学年末テストに向けて今日1日の過ごし方を通して、自分の「念」を高めてください。---とお話がありました。その後、生徒会・各専門委員会から2月の目標の伝達がありました。今月の生徒会目標は「可能」です。自分の可能性を信じ、テストに向けて1日1日を大切にしましょうと呼びかけがありました。

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