お話レストラン

6月17日(火)~7月11日(金)は、1学期読書週間です。この期間「読書ビンゴ」「読書パズル」「先生方のおすすめの本」「お話レストラン」がイベントとして進められました。中でも「お話レストラン」は、昼休みに図書委員会の人たちがおすすめの本の読み聞かせをします。

だじゃれで笑える本、お化けの出るこわい本、言葉のリズムが心地よい本など、図書委員会選りすぐりの本のラインナップです。3つの教室に分かれて開かれましたが、どの教室も満室で、大勢の人がそれぞれの本がもつおもしろさを味わいました。運動場で遊ぶには、暑すぎるので、この期間、読書に親しみ、知識を身に付けたり、心を豊かにしたりして過ごすのも、よい時間の使い方だと思います。明日7月11日(金)は、「お話レストラン」の最終回。読み聞かせをする図書委員も主役、話を聞く人も主役のこの企画、本の世界に浸ってほしいものです。

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町を美しくしたい(6年十河の香り活動)

7月8日(火)6年生の町づくりグループは、十河小校区内に花を植えることで、町を美しくしたいという願いのもと、花の苗を植える活動をしました。十河コミュニティセンターと、十川ふれあい公園に分かれ、地域の方と一緒にポーチュラカの花を植えました。

コミュニティセンターでは、プランターに土を入れ、苗を植えました。一つ一つ丁寧に黒ポットから苗を取り出し、1つのプランターにだいたい4つずつ植えていきました。現在、コミュニティセンターの前に並べられています。

公園では、花壇にだいたい等間隔になるよう植えていきました。植えた後、水やりや虫よけの薬剤をまくなどしました。「夏休みに水やりに来ようかな」「きれいな花を咲かせるといいな」など、美しい町づくりに少し貢献できた喜びを感じていました。地域の方と一緒にできたことも、協働性が育つうえでよいことだと考えられます。

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7月十河の香り活動

7月2日(水)各学年、十河の香り活動で充実した活動ができました。

5年生は、田植えをしました。「おいでまい」と「もち米」です。ロープを張って目印に沿って植えたり、木枠を使ってそれを目安に植えたりして、同じ間隔で植えられるようにしました。また、苗を適量取り、適度な深さに植え付けました。水を張った田で、泥に足を取られたり、しりもちをついたりする子どももいました。「田んぼの水や土は温かい」「これを数人で広い田でするのは大変だ」「秋に収穫するのが楽しみ」などのつぶやきや感想が聞こえました。

 

3年生は、吉田神社と熊野神社に行きました。そして地域の方からは、数十年前の十河地区の様子や、太平洋戦争中の話などを聞きました。生活に様子や町の様子は大きく変わっているようです。大きな道ができたり、商店も小さな店から量販店に変わるなど大きく変化してきています。

4年生は、水について調べています。この日は、水質調査の仕方など科学的な見方について専門の先生から教わりました。人が生活排水として排出するものが環境にどのような影響があるかという話です。エビなど水生生物を観察したり、簡易な水質検査測定器で水質を検査したりしました。「吉田川の水質がよかった」との感想が聞こえました。

 

 

 

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梅雨が明けました

6月27日(金)例年よりかなり早く梅雨が明けました。本格的な夏の到来です。学校としてこの時期配慮が必要なのは、何といっても熱中症です。暑さの感じ方は人によって異なるので、客観的な指標が必要です。環境省と気象庁が都道府県単位で発表する熱中症警戒アラートや暑さ指数(WBGT)などです。「高松市学校における熱中症対策ガイドライン」等様々な指標により暑さ指数31℃以上になると運動は原則中止となっているので、外遊びや炎天下での活動、水泳等には配慮が必要です。

これまで子どもたちの様子を見ていると、昼休みには100人くらい運動場や遊具で遊んでいるので、そこには注意をする必要があります。暑さをものともしない子どもがたくさんいますが、基準に則って指導していく構えをつくっています。

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学び方が向上しています(授業参観)

6月25日(水)は、学校開放日で保護者が授業参観をしました。1・2時間目が公開授業、3時間目が学年PTA、4時間目がアレルギー対応についての懇談会でした。

授業参観では、各教科の授業が展開され、子どもたちは身につけている学び方を発揮しました。1つ目が主体性です。主体的に問いをつくり、考えたことを発言しました。また、端末を使って意見をまとめたり、それを電子黒板に映して説明したりしました。子どもの声がよく聞こえる授業が多くみられました。

2つ目は協働性です。対話的に学習を進める姿がたくさん見られました。ごみの処理の仕方はどのようにするのか、よりよい学級づくりをするためには何をすればよいかなど、考えを広めたり、深めたりするために対話を重ねました。

3つ目は探究性です。国語で様子を表す言葉として、例えば雨の降り方を表す言葉には「しとしと」「ざあざあ」「ぽつぽつ」などがありますが、何がどのように違うのか、語感を感じながら考えていました。音楽でも、リコーダーや鍵盤ハーモニカの演奏で、楽譜を正確に読みながら、音の調子を感じる姿が見られました。

学年によっては、歯科衛生士による歯磨き指導をしてもらったり、水泳学習で潜る・浮く学習を学年で取り組んだりする学習もありました。たくさんの保護者に見られ、いつもより張り切って、主体性を強く発揮する姿も見られ、そのようなところから子どもらしさを垣間見ることができ、温かさを感じる学校開放日になったと思います。

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ネットには危険がいっぱい(非行防止教室)

6月20日(金)4・6年生を対象に「非行防止教室」が行われました。県警の担当者が来て、具体例や役割演技などの手法を取り入れ、授業をしてくれました。学習内容は、万引きは犯罪であって、絶対してはいけないこと、インターネットの危険性と安全に利用するための注意事項についてです。

万引きは、窃盗罪であり、「犯罪の入り口」とも言われています。見つかった場合、お金を支払えばそれで許してもらえるわけではありません。一度でも万引きをしてしまうと心のブレーキが壊れ、大きな犯罪につながっていきます。それを食い止めなければなりません。また、万引きを他人に頼んだり、見張りをしたりするなど万引きにかかわることも、すべて罪になります。子どもたちは、自分の意志をもち、きっぱり断って、その場から離れることが大切だと学びました。

安全なネット利用については、正しい利用について学ばなければ、トラブルや犯罪に巻き込まれ、思いがけず加害者や被害者になってしまいます。特に、「会いに行き被害」「個人情報流出」「自画撮り被害」「ネット課金」について事例をもとに学びました。会ったことのない人とは、同年代の同じ性別の人だと語っていても、そうとは限りません。優しい言葉をずっと送ってきてくれていても、突如ひょう変してしまうとも限りません。こちらも心のブレーキが作動するようにしておかないといけません。

家庭でのルールがあいまいで、ネットに依存してしまう状況にある子どもが、思考の範囲が狭まり、正しい判断ができなくなるように感じました。せめてフィルタリング機能は、確実に設定する必要はあると思いました。子どもたちも改めて自分の使い方を見直す機会となったようです。

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お花のプレゼント(カナン十河こども園園児から)

6月17日(火)カナン十河こども園から園児6名が本校に来て、お花をプレゼントしてくれました。花には人を喜ばせ、美しさや香り、色で人の心を癒す力があります。また、学校の雰囲気を明るくしたり、季節を感じたりすることにもつながります。そういった花がもつ魅力を広げていくために、贈ってくれたものです。

花を贈る人も贈られる人もいい気持ちになり、笑顔も広がりました。園児の笑顔の花も格別で、子どもたちの笑顔に勝るものはないという印象をもちました。毎日の学校生活でも学校中に笑顔の花を咲かせ続けたいです。

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責任とは何か(5年宿泊学習②)

6月11日(水)12日(木)の2日間、5年生の宿泊学習は、予定されたプログラムをすべて行うことができました。その中で1つ、特筆するべきできごとがありました。些細なことですが、それはいかだ活動の中で起こりました。いかだを組むには、丸太、板、ブイを組み合わせていきます。それらを組み合わせるのが、タフロープです。1グループあたり36本のタフロープがわたされ、子どもたちは蝶結びに苦戦しながらも固く結んでいきました。

16グループすべてのいかだが海にこぎ出し、成功の充実感を味わいました。些細なできごとはその後に起こりました。いかだを解体し、片付けもほとんど終わったころです。「タフロープが1本足りません。」どこかのグループのタフロープがたった1本足りないのでした。すると何人かがこう叫びました。「さがせ!」「どこだ!」「行こう!」この言葉に全員が反応し、一斉に海や砂浜に向かって走り出したのです。間もなくその1本は見つかりました。安ど感が広がりました。

「あの場面でみんなが一斉に探しに行った行動は何だったのか。」夜、この行動について子どもたちに問いかけました。「ただただ、なくなった1本を探すことを考えただけだった。」「自分たちが使ったものを全員で探すことが当たり前だと思った。」「ふつうきまりとして、使ったものを返すことはどこでも同じだと思った。」そしてだれかが言いました。

「こういうのを責任というのだと思う。それを守りたかっただけだと思う。」

たった1本の見失ったタフロープから見えた子どもたちの高い責任感でした。

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本当の協力の意味とは(5年宿泊学習①)

6月11日(水)12日(木)の2日間、5年生は屋島少年自然の家で集団宿泊学習を行いました。活動としては、1日目の午前に水産試験場見学、午後にいかだ活動、夜にキャンプファイヤー、2日目の午前に焼き板活動が組まれていました。そして、活動と活動の間の食事、入浴、就寝、活動の準備や片付けなども重要な学習の場でした。

これらの活動を通して、子どもたちが何をどのように学び、新たな課題を見つけるかが重要なところです。1日目の夜の班長会で子どもの意見として出たのは、「いかだ活動で、一人一人がやるべきことを見つけ、取り組んだことがよかった」「1人でできないことは2人ならできる、4人ならできる、全員ならできることが分かった」「集団で生活をするには、時間を守ること、ルールやマナーを守ることが大切だと思った」などの意見が出されました。そして、これらを一言でまとめると「協力」だということです。すばらしい気づきが生まれました。

ともに笑い、ともに歌い、ともに活動する中で見つけた「協力」という言葉の意味は、子どもたちの心の中でさらに大きく育ち、それが今後言葉や行動となって表れるものと思います。この集団宿泊学習で、尊い学びを得られました。

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おどろきがいっぱい(4年未来館学習)

6月11日(水)4年生は、高松ミライエに行き、こども未来館学習を行いました。学習内容は、図工学習では「革のキーホルダーづくり」、科学実験学習では「超低温の世界」、プラネタリウム学習では「星と月の学習」、そして平和記念館で「平和学習」でした。学校では体験や観察ができない内容とあって、子どもたちは主体性を強く発揮しました。

また学習のマナーも大変よく、公共施設を使っているという意識をもって学習を進められました。指導の先生からは、「十河小の子どもは、素直な子どもが多いですね。驚くべきところで驚き、笑うところで笑い、じっくり考えるべきところで深く考えようとしています。」との感想をいただきました。

ここで学習したことがきっかけとなり、将来、科学や平和などについて貢献する人になることを期待しています。

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