二重の虹が・・・その正体は?

昼休みに「嬉しいお知らせがあります。すごく大きな二つの虹が出ています。ぜひ見てください。」と校内放送がありました。見ると太陽の周りに輪のように一つ、少し離れて大きな虹が一つありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、この虹の正体は?

ウェザーニュースによれば、
太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロ・日暈(ひがさ)ともいいます。
ハロは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象。うすい雲が太陽にかかった時に見えます。
ハロが見られるときは、実は天気下り坂のサインといわれており、低気圧や前線が接近して天気が崩れる前触れといわれているのです。低気圧や前線が接近してくると、空高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができますが、そこでハロ(日暈)が発生するのです。

また、他にも下図のように様々な虹色現象があります。

【アーク】
高層の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして、太陽の光が屈折して色が分かれて、虹色の輝きが現われるのです。 太陽を中心とし、できる位置で名前が変わります。
【幻日と幻日環】
太陽の横で、薄雲の中に現われる虹色に輝く現象。これを幻日(ゲンジツ)といいます。また、太陽の両端に出来た幻日を通る輪のことを幻日環といいます。

空を見上げて、美しい虹色現象を見つけたら、これからの天気の変化も気にしてみてくださいね。

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