元競泳選手である内田翔さんが陸上練習を見に来られました。
北京五輪では、２００ｍ自由形と８００ｍフリーリレーに出場。リレーでは、予選で日本記録を樹立し、決勝では７位。そのほか、世界選手権など多くの大会に出場しています。現在は、スポーツ教室や講演などで、スポーツの楽しさとともに人としての生き方について、子どもたちに伝えているそうです。また、タレントで陸上などマルチアスリートの武井壮さんは、とても親しいお友達だそうです。
冒頭、内田さんからは、夢を持ってほしいというお話がありました。子どもからは「オリンピックに行きたいという夢が達成され、今は、どんな夢を持っていますか？」との質問。お答えは「これから夢をもってオリンピック目指すような人を育てるのが夢」とのこと。ただ、その後、個別にお話しさせていただく中で、「スポーツを通して、勝ち負けではなく、自立していく人間、社会性のある人間を育てることが大切（相手への敬意）」といった言葉が印象的でした。「礼を正す」につながります。
このきっかけは、水泳でもご指導いただいた地域の渡辺さんつながりです。渡辺さんは陸上の跳躍の選手だったこともあり、今は、放課後の陸上練習で幅跳びの指導をして下さっています。ちょうど来県された内田さんを本校の陸上練習に誘っていただきました。スタートダッシュでの足、腕、体の使い方など、具体的に体を使って解説。子どもたちのスタート、ぐんとよくなりました。子どもの動きを見つめる眼は、さすがプロアスリートの眼といった感じです。
北京オリンピック男子４×１００ｍリレー銅メダリスト塚原選手のスタートの写真も見せていただき、スタートのコツを解説。
なんと、幅跳びの実演も。
最後はサイン会。急遽、いろいろなノートを出していました。なんと、ランドセルに書いてもらった子どももいたとか？（右下写真：後ろで準備しています・・・）
内田さん、サプライズ訪問ありがとうございました。陸上練習に参加している子どもたちは、今朝の全校朝会では全校生からの激励を、そして内田さんからは、走り方のコツやエネルギー、そして思い出をもらいました。記念となる日をありがとうございました！