要請による指導訪問(校内研究会)を行いました。

 恒例の校内研究会です。各学年の人権・同和教育にかかわる研究授業を公開し、人権感覚を育成し、差別をなくし、よりよく生きることを学ぶことがねらいです。ねらいに沿ったしっかりとした学びができているかどうかがポイントです。

 「結果はどうでもいいことである。・・・いつも『始まり』にしていくのが創造的な教師の仕事である。」・・・・・・ これは、多くの学校の研究会に指導的な立場で参加されている、東京大学の佐藤学先生の言葉です。こうも続きます。
 結果を求めるのは案外、楽なものである。競争意識を煽ったり、過度の賞賛、可視化する一覧表・シール、差別化などなどきりがない。そこに埋没していく教師もいる。だが、教育において大切なのは結果ではない。過程なのだ。さらにいうなら、現状からのスタートなのだ。

 研究会が終わった。そこで、何が得られたかということもあるが、もっと大事なのは、ここを「始まり」として、次に何を求めていくか。どのようにしていけばよいかということなのだと思う。生徒の成長を願って。

 

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