【子ども記者】白熱した最後のディベート大会

3月13日(水)

僕たちのクラスでは、1年間「学級ディベート」に取り組んできました。今日は、待ちに待った最後のディベート大会が開催されました。朝から教室は、緊張とやる気が入り混じった、不思議な空気に包まれていました。
最後の試練のテーマは、「AIによって、人は幸せになれるか。」というテーマでした。どのチームも、「幸せ」とは、何かしっかりと考えていました。「満ち足りていること」や「自分の夢が実現できること」「人権が守られていること」いったように、一人ひとりがものすごく考えていることが伝わってきました。
1回戦は、主張や質問、反ばくがぶつかり合うとても素晴らしい試合でした。2回戦は、双方のチームが、具体例を提示しながら議論が進む、激しい地上戦でした。先生がいつも言っていることや、授業で学んだことを根拠として活用しているのがうまいなあと思いました。そして、3回戦は、今までになかった「もし、これがなくなったら・・・」という思考パターンに基づいて論が展開されていました。最後の最後で、新たな考え方が誕生するとは思えませんでした。
「学級ディベート」を通して、物事の本質を考える力や異なる価値観を認め合い、新たな価値を築く力など、社会に出るために大切な力をたくさん学ぶことができました。
これからの社会は、予測不可能な時代とも言われています。中学校でも、このような力をしっかりと伸ばしていきたいと思います。

余談になりますが、今回の投稿で6年2組全員が、子ども記者として記事を書きました。始まったころは、「全員達成なんてできるわけない」と思っていましたが、実現することができました。

6年:中越悠晴

カテゴリー: お知らせ パーマリンク